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掲載日:2017/09/26

入院や通院治療では「傷病や治療による苦痛」よりも「時間の確保」や「業務の調整」で苦労~『ビジネスパーソンの「治療と仕事」に関する調査2017』:アクサ生命

アクサ生命保険株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼 CEO:ニック・レーン)は、30歳~59歳のビジネスパーソンを対象に、『ビジネスパーソンの「治療と仕事」に関する調査2017』をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開いたしましたのでお知らせします。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

 

【調査結果】

<「入院と通院」について>
・ビジネスパーソンの入院 60日を超える長期入院は僅か2%、「1週間以内」が6割
・平均入院費用は日額2万2千円 入院期間が短いほど日額が高くなる傾向
・入院や手術の経験者のうち6割半は「入院・手術前後に通院治療をした」
・通院治療期間は「1~3か月」が6割、「4~6か月」が1割半

 

<「治療と仕事の両立」について>
・通院治療患者の8割以上は「治療と仕事を両立」、13%は休職や長期休暇で対応、3%は離職
・治療と仕事の両立経験者の3人に1人が「両立は辛かった」と実感
・入院や通院治療では「傷病や治療による苦痛」よりも「時間の確保」や「業務の調整」で苦労
・半年超の通院治療患者は半数近くが「治療費の負担」で苦労、「収入の減少」では3割弱が苦労
・家族からの入院・治療資金の援助「必要だと思う」23%、「してもらえて助かった」8%
・長期通院に対する意識 「治療と仕事を両立したい」が7割も、「両立できると思う」は5割に満たず
・「治療を犠牲にしてでも仕事する」は1割、過去に両立で辛い思いをした人の場合は4割
・治療のために仕事を辞めることになったら?「経済的に困窮する」「再就職が難しい」ともに9割弱
・治療と仕事の両立のために、勤め先の制度や環境などで必要だと思うことは?
 治療と仕事の両立経験者の5割が「時間単位の有休取得」が必要だと実感
・多様な働き方を実現する制度の導入で「治療と仕事の両立」が可能に?
 在宅勤務制度のある職場では「治療と仕事の両立ができると思う」が6割半
・多様な働き方実現で活力もアップ フレックスタイム制度のある職場の従業員は7割が「働きがい感じる」
・従業員の健康は経営課題?健康経営の取り組みを「推進している」23%、「推進していない」48%
・健康経営推進中の職場の従業員「働きがい感じる」76%、推進していない職場は53%と20pt以上の差

 

<「がん治療と仕事」について>
・「がんは早期発見が大事だ」9割強も「がん検診を受けてがんと診断されるのが怖い」7割弱
・「がんは入院でなく通院で治す時代だと思う」6割強
・「もしもがんになったら、キャリアにマイナス」8割弱
・「がん罹患者の家族も、職場や周囲のサポートが必要だと思う」9割
・働き方改革やダイバーシティ経営の推進で「治療と仕事の両立」がしやすい世の中に?
 がん闘病しながら職業生活を送るためには「柔軟な働き方の実現が必要」5割半

 

【調査概要】
◆調査タイトル :ビジネスパーソンの「治療と仕事」に関する調査2017
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
   30歳~59歳のビジネスパーソン(アルバイト・パートを除く有業者)
◆調査期間 :2017年7月27日~8月1日
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,000サンプル
  (有効回答から男女×30代、40代、50代がほぼ均等になるように抽出)
  内訳:30代×男女 各166名、40代、50代×男女 各167名
◆調査協力会社   :ネットエイジア株式会社

 

◆本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。

(アクサ生命保険株式会社 https://www.axa.co.jp/ /9月21日発表・同社プレスリリースより転載)