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掲載日:2021/07/20

20代・30代のアルバイト・パート状況に関するアンケート

企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイック(所在地:東京都千代田区、代表取締役:佐藤剛志)は、20代・30代のアルバイト・パート状況に関するアンケート結果を発表します(回答者数1,204名、うちアルバイト・パート経験者は853名、調査日2021年5月19日-6月28日)。

■アルバイト・パート経験者の約7人に1人が「解雇、雇い止めにあった」
厚生労働省によると、新型コロナウイルスに関連する解雇や雇い止めにあった方は、6月18日時点で見込みも含めて累積107,295人にのぼります。また総務省が5月28日に発表した労働力調査によれば、4月の完全失業率(季節調整値)は2.8%、完全失業者数は209万人と、15か月連続の増加という状況となっています。
2021年5月から6月にかけて実施した本アンケートでも、「2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、アルバイト・パートを解雇、雇い止めにあった」との回答が13.7%となっており、約7人に1人が影響を受けていることがわかりました。

■就職希望業界・職種ともに「まだよくわからない」が最多
就職希望業界や職種について聞いたところ、「まだよくわからない」がそれぞれ約6割と約4割を占め、最多という結果になりました。多くのアルバイト・パートの方が、正社員として働いている姿を描くことを困難に感じていることがわかります。

■退職理由の例(自由記述)
・コロナによる倒産。
・コロナ禍で仕事が減ったため。
・コロナウイルスによる休業が長引いたため。
・コロナで仕事内容が変わりやりたい仕事でなくなった。
・コロナによりお店が閉店
・コロナ禍の影響による組織体制の変化、劣悪な労務管理・職場環境のため。
・コロナ期間で仕事が減りお金の事で今後が心配になったため。
・コロナ禍で店が閉店の為
・コロナ禍により仕事内容減衰のため

この結果について、当社常務取締役の近藤は、「企業の採用意欲は復活してきており、通常の業務を再開した企業からは、若手人材を求める声が増えてきている。就職を希望する若者の中には、業界や職種についてはまだイメージを持てていない人が多いが、当社の就職支援講座では、業界や職種についての講義はもちろん、自分の強みや価値観を発見するワークなども時間をかけて行う。イメージを持てない人にとっては、自分に合った仕事を考える良いきっかけとなるだろう。なお『就職活動は、コロナ前のような売り手市場に戻ってから始めたい』という人もいるが、内定を得やすい売り手市場ではないほうが、自分のキャリアや将来像をじっくりと考えた上で就職活動に臨む人が多く、結果的に、自分に本当に合った会社への就職につながりやすい、という面もある。だから就職を考えている人は、時期を先延ばしにするのではなく、今が良い機会と思って動き出すと良いだろう。」と述べています。

 

【調査概要】
名称 :20代・30代のアルバイト・パート状況に関する調査
対象      :当社サービスに登録した20代・30代の求職者
回答者数:1,204名(うちアルバイト・パート経験者は853名)
期間      :2021年5月19日-6月28日


◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社ジェイック/7月12日発表・同社プレスリリースより転載)