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掲載日:2019/09/03

仕事との両立が難しいライフイベント、第1位は「介護」~「仕事とライフイベントの両立」実態調査(『エンウィメンズワーク』ユーザーアンケート):エン・ジャパン

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する、正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイトエンウィメンズワーク上で、「仕事とライフイベントの両立」をテーマにアンケートを実施。女性451名から回答を得ました。以下、結果をご報告します。


<調査結果 詳細>

1:仕事との両立が難しいライフイベント、第1位は「介護」。ライフイベント未経験者も懸念。
「仕事との両立が難しい(難しそうな)ライフイベントは何ですか?」と伺ったところ、「家族の看護・介護」(85%)がライフイベント経験の有無に関わらず、最多でした。また、「子育て」(経験あり:75%、経験なし:80%)、「結婚」(同:15%、26%)はどちらも経験がない方のほうがより「難しそう」と回答しました。


2:両立のために周囲に望むこと、第1位は「上司の理解・協力」。
仕事との両立が難しいライフイベントとして「家族の看護・介護」「子育て」「結婚」のいずれかを回答した方に、両立のために周囲に望むことを伺ったところ、第1位は「上司の理解・協力が得られている」(80%)でした。ライフイベントの経験の有無で回答を比較したところ、10ポイント以上差が出たのは「同僚の理解・協力が得られている」(経験あり:78%、経験なし:66%)、「夫/パートナーの理解・協力が得られている」(同:76%、64%)、「社内に同じように両立しながら働く社員がいる」(同:53%、41%)でした。


3:7割が「仕事とライフイベントの両立できている」と回答。
両立しているライフイベントとして「家族の看護・介護」「子育て」「結婚」のいずれかを回答した方に、「うまく両立できていると感じていますか?」と伺うと、67%が「できている」(うまくできている:11%、まあできている:56%)と回答しました。

「できている」と回答した方に、両立することのメリットや相乗効果を伺うと、「時間のやりくり・工夫が上達する。仕事もプライベートも優先順位付け・判断力・処理スピードが上がる」(30歳)、「女性がキャリアを途切れさせないことは、将来の資金計画にもプラスになる。一度子育てで専業主婦になり仕事を離れて、再度パートなどからはじめるのは賃金も安くなる。」(38歳)、「両立には夫の協力が必要なため、コミュニケーションを取り力を合わせて家事をすることができるようになった」(43歳)など自身の変化に加え、周囲とのコミュニケーションの改善などの声があがりました。

「できていない」と回答した方に、「どうすれば両立できそうですか?」と伺うと、「夫と家事をしっかり分担して、どちらかが忙しい時には助け合うことが必要だと思います」(27歳)、「時短勤務・受け持っている業務の調整をする」(33歳)、「家事代行など自分が苦手なことを外注する」(37歳)など、家庭内や周囲の理解と協力に加え、外部サービスの活用を検討する方が多いようです。


4:ライフイベントを迎える前の推奨事項、トップ3は「仕事に役立つスキルを身につけておく」「上司や同僚との信頼関係を築いておく」「資格を取得しておく」。
「仕事においてライフイベントを迎える前にしておいたほうが良いことはありますか?」と伺ったところ、第1位は「仕事に役立つスキルを身につけておく」(全体:66%、経験あり:67%、経験なし:65%)、第2位は「上司や同僚との信頼関係を築いておく」(同:60%、60%、59%)、第3位は「資格を取得しておく」(同:48%、50%、47%)でした。


【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エンウィメンズワーク』を利用するユーザー
■有効回答数:女性451名
■調査期間:2019年7月18日~8月19日


<本ニュースリリースに関する問合わせ先>
エン・ジャパン株式会社
広報担当:大原、松田、清水、西春
TEL:03-3342-6590 FAX:03-3342-4683
E-mail:en-press@en-japan.com

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(エン・ジャパン株式会社 https://corp.en-japan.com/ /9月2日発表・同社プレスリリースより転載)