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企業人事部 人事労務・管理
掲載日:2017/10/23

働き方改革を推進し、2年間で月平均残業時間39.4%削減~2017年度上半期における月平均残業時間は16.0時間:メンバーズ

株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:剣持 忠、以下「メンバーズ」)は、2017年度上半期(4月~9月)における月平均残業時間が16.0時間(前年同期比20.8%削減)となり、2年間で39.4%の削減に成功しましたのでお知らせいたします。

 

■背景
デジタルマーケティング市場の急速な拡大に伴い、インターネット専門職の人材不足が深刻化しており、優秀な人材の確保が企業経営の大きな課題となっています。

メンバーズでは長期的に社員と共に健全に成長・発展していくために、優秀な人材の確保・育成や健康に働ける職場づくり、ワークライフバランスへの取り組みなどを、持続的な成長戦略の最重要テーマの一つとして取り組んでまいりました。2016年4月からは、3ヵ年プロジェクト「みんなのキャリアと働き方改革」をスタートし(※1)、その目標として2019年度を目途に月額固定給25%のベースアップ、年収20%アップを掲げています(※2)。月額固定給の段階的な引き上げを実現するため、平均残業時間50%削減などを目標に掲げた生産性向上の取り組みを推進してまいりました。

 

■進捗状況と平均残業時間削減の取り組み
2017年度上半期においては月平均残業時間が16.0時間(前年同期比20.8%削減)と、2年間で39.4%の削減となり、2019年度の目標達成に向けて順調に推移しております。
また、2018年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想におきましては、企業のデジタルマーケティング領域への投資拡大と、主力のEMCモデル(※3)提供クライアントをはじめとする当社既存顧客の取引が堅調に推移していることを背景に、売上は実質過去最高(※4 日本基準における売上高)を更新する見込みです。一方、利益については、新規子会社設立、M&Aによる連結子会社2社の増加および業績の拡大、内製化および生産性向上の取り組みによる残業手当等の削減に加え、積極的な中途採用計画に対し一部進捗に遅れがあり、期初の想定を大幅に上回る見込みとなりました。

 

○主な取り組みの内容
当社代表の剣持を責任者とした「時短推進委員会」が主導となり、下記取り組みを積極的に推進しております。
・業務体制を見直し、チーム内でのバックアップ体制を構築。
・管理職の長時間労働是正に向けたマネジメント力強化のための説明会を実施。
・全部署において、残業削減推進に向けた社員の意識・行動改革を行うワークショップを実施。
・部署ごとの残業時間実績のモニタリング、公開、フォローアップを実施。
・経営層から顧客企業に対する残業削減施策に対する理解促進。
・No残業Dayの実施の徹底。

 

メンバーズは、これらの取り組みを通じて優秀な人材の確保、社員の士気向上、長期勤続の促進を図ることが、持続的な成長や顧客企業への提供サービスの品質向上、さらには企業価値・株主価値の向上に繋がると考えております。今後もメンバーズは、働き方改革への取り組みを通じ、経営基盤の強化と事業拡大に引き続き努めてまいります。

※1: みんなのキャリアと働き方改革                     
※2: 2017年4月20日 メンバーズ、3半期連続のベースアップ(累計10%)を実施~2017年4月より月額固定給2%のベースアップ(平均約6千円)実施。働き方改革を推進し、平均残業時間22.1%削減(前年比)、過去最高の通期業績を同時達成見込み~
※3: EMCモデルとは、顧客企業専用ユニットを編成し、戦略立案、デザイン、エンジニアリング等、Webサイト運用 に関わる様々な専門業務を総合的に組み合わせ、データを活用したPDCAサイクルを回していくことで、顧客企業の マーケティング成果を向上させることを目標にした企業Webサイトの運用サービスです。
※4: 当社では2018年3月期第1四半期よりIFRSを適用しておりますが、過去の業績比較は日本基準の売上高で行っております。

 

■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社メンバーズ
経営企画室 広報担当 岡田、平戸
TEL 03-5144-0660 / mail: press@members.co.jp

 

◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社メンバーズ http://www.members.co.jp/ /10月19日発表・同社プレスリリースより転載)