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掲載日:2017/08/09

就職活動に影響したニュースワード 第1位は「人工知能・AI」。就職活動に点数をつけると、全体平均は70.8点に。前年からほぼ横ばい~『2018年卒マイナビ学生就職モニター調査(7月)』:マイナビ

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2018年卒業予定の学生を対象とした「2018年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」の結果を発表しました。なお、2018年卒の学生を対象とした「マイナビ学生就職モニター調査」は今回が5回目となります。概要は以下の通りです。

 

TOPICS
●就職活動に影響したニュースワードは、第1位「人工知能・AI」、第2位「IoT」、3位「働き方改革」
●就職活動に点数をつけると、全体平均は70.8点に。前年からほぼ横ばい
●半数超の学生が、入社予定企業を決定後、不安になったことがあると回答。
「オヤカク」をされた割合は30.5

 

<調査結果の概要>

■ 就職活動に影響したニュースワードは、第1位「人工知能・AI」、第2位「IoT」、第3位「働き方改革」
2018年卒の就職活動期間および準備期間を通じて、メディアやネットでよく取り上げられたニュースワードを挙げ、その中から自分の就職活動に影響したものを選んでもらった。全体で最も高い割合となったのは「人工知能・AI」の31.6%、2位が「IoT(Internet of Things)」の30.5%となり、今話題を集めているテクノロジー関連のキーワードが自身の就職観や志望企業などに影響を与えたことがわかった。

中でも、「人工知能・AI」は文系男子で1位、理系男子で2位と、女子より男子の割合が高い。また、「IoT」は理系男子・理系院生で1位となり、理系学生への影響が強かったようだ。全体の3位は「働き方改革(30.4%)」で文系男子・文系女子・理系女子で2位と幅広く影響があった。4位の「女性活躍推進(23.1%)」は文系女子・理系女子・理系学部生で1位となり、女子は文理ともに約5割となった。5位の「地域活性化・地方創生(16.8%)」は特に地方在住者に影響があったようだ。

 

■ 就職活動に点数をつけると、全体平均は70.8点に。前年からほぼ横ばい
現在までの就職活動を100点満点で評価してもらったところ、平均70.8点(前年比0.6点減)となり、文理男女別では、理系男子の点が最も高かった(74.3点、前年比0.9点増)。また、インターンシップの参加状況の比較では、参加した学生の平均が73.0点だったのに対し、不参加の学生は65.1点で大きく差が開いた。

なお、「難易度」・「意欲度」・「多忙度」・「心労度」・「満足度」の5項目について、それぞれ10段階評価してもらったところ、文系女子は「満足度」以外の項目で最も評価点数が高い結果となった。

また、インターンシップ参加学生は、不参加の学生より「難易度」が低い一方で、「意欲度」「満足度」が高い傾向が表れた。

 

■ 半数超の学生が、入社予定企業を決定後、不安になったことがあると回答。「オヤカク」をされた割合は30.5%
入社予定企業を決定後に、不安になったことがある学生の割合は54.9%(前年比0.5pt減)となり、不安になった理由で最多となったのは「この会社できちんと務まるかどうか(38.6%:前年比0.7pt増)」だった。また、不安になったことがある学生に対して、その不安は解消されたか聞くと、解消されたと回答したのは38.2%に留まっている。

入社予定先企業から、保護者が入社を承諾しているか、確認されたこと(オヤカク)があるかを聞いたところ、確認されたことがある学生は全体で30.5%だった。入社予定先企業の規模が小さいほど、確認されたことがある割合は高いほか(300人未満:37.3%)、入社予定先企業の業界別で見ると金融(41.3%)や商社(37.5%)が比較的高い割合にあることがわかった。

 

【「2018年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」概要】
○調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力
○調査期間/2017年7月26日(水)~2017年7月31日(月)
○調査対象/2018年卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生 回答数1,782名
(文理男女別)文系男子333名、理系男子482名、文系女子456名、理系女子511名
(地域別)関東704名、東海182名、関西371名、その他525名

※調査結果の詳細は新卒採用サポネットで公開しています。

 

[本件に関するお問い合わせ・取材等のお申し込み先]
社長室 広報部
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e-mail:koho@mynavi.jp

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社マイナビ http://www.mynavi.jp/ /8月8日発表・同社プレスリリースより転載)