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掲載日:2017/02/22

「ぶっつけ本番」の名ばかりOJTが早期離職の原因!?"入社後すぐの働きかけを失敗しないこと"が採用成功の秘訣~『アルバイト&パート入社時コミュニケーション調査』:ツナグ・ソリューションズ

アルバイト・パート専門の人材コンサルティング業を行っている株式会社ツナグ・ソリューションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:米田 光宏)を母体とし、「21世紀をリードする多様な働き方」をテーマに調査・研究・開発に取り組んでいる調査研究機関『ツナグ働き方研究所』は、人手不足の昨今、苦労して採用したアルバイトスタッフの早期離職が多発している理由は、入社時のコミュニケーション(=上司からの働きかけや教育方法)の不足と考え、入社時の受入れの在り方を探る「アルバイト&パート入社時コミュニケーション調査」を実施した。

 

ポイント1★OJTという名のぶっつけ本番は厳禁!
・現場に出る前の座学の実施・きちんとしたマニュアル整備・教育担当の配置

ポイント2★職場はもちろん休憩室等も放置厳禁!職場全体での居場所作りを!
・全体ミーティング活用・職場全員の名前が分かる仕組み(Face to Faceコミュニケーション)

 

■調査実施の目的
バブル期並みの有効求人倍率を記録する昨今、なんとかアルバイトスタッフを採用できたとしても定着を図ることができなければ人手不足を克服することにはならない。特に最近では、入社後の早期離職の増加傾向が顕著だ。そこで我々は、アルバイト経験者に入社時における上司からのコミュニケーションの過不足を調査。
14の項目を『重要度』と『働きかけ量』のマトリクスで“適正”“不足”“過多”にまとめた。(図:【全体】上司・店長による働きかけの過不足)

 

<調査・分析担当者より ツナグ働き方研究所 所長:平賀充記>
■どの項目においても、“過多コミュニケーション”は無い
■今のOJTは「ぶっつけ本番」の名ばかりOJT
■マンツーマン育成ができない現実 職場全体での育成を
■総論
「ここは自分の居場所がある職場だ」という帰属意識の醸成を!

端的にいえば、アルバイト・パートのスタッフから「ここは自分の居場所がある職場だ」と感じてもらうことに尽きる。慣らし運転期間を設け徐々に現場に送り出すという丁寧な教育は、新人教育への人的投資意識、職場全体で新人スタッフへの教育意識を持つことが欠かせない。いまやレアメタルのように貴重な新人スタッフが、少なくとも勤務1週間くらい安定稼働して、はじめて採用成功!というくらいの意識改革が必要なのだ。

 

<「アルバイト&パート入社時コミュニケーション調査」調査概要>
●調査方法:インターネット調査・グループインタビュー
●調査期間:
インターネット調査…2015年11月27日~12月4日
グループインタビュー…2017年1月13日
●調査対象:
インターネット調査…アルバイト・パートに直近で接点がある全国の18~69歳までの3,000人
グループインタビュー…現在アルバイト中の20~30代の男女4人

※本リリースは調査全文の一部を抜粋しております。調査全文をご希望の際は、下記担当者へお問い合わせください。

【本件に関するお問い合わせ先】
ツナグ働き方研究所(株式会社ツナグ・ソリューションズ)担当 牧戸(まきと)
Mail : mp_info@tsunagu.co.jp  Tel:050-3816-5568

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社ツナグ・ソリューションズ http://www.tsunagu.co.jp/ /2月14日発表・同社プレスリリースより転載)