ニュース
社会 教育・オピニオン
掲載日:2016/07/26

中小企業の景況は、緩やかな回復基調のなか、 弱い動きがみられる。小企業の景況は、足踏みが続いている~『全国中小企業動向調査結果』(2016年4-6月期実績、7-9月期以降見通し):日本政策金融公庫

日本政策金融公庫は、2016年6月に「全国中小企業動向調査結果」を実施しました。調査結果の詳細は以下のとおりです。

 

●小企業の景況 (原則従業者20人未満)

小企業の景況は、足踏みが続いている
 (前回)持ち直しの動きに足踏みがみられる

○ 業況判断DIは、2期連続でマイナス幅が拡大し、▲33.8となった。
来期はマイナス幅が拡大する見通し。
○ 売上DIは、2期連続でマイナス幅が拡大し、▲29.3となった。
来期はマイナス幅が拡大する見通し。
○ 採算DIは、マイナス幅が縮小し、▲16.8となった。
来期はマイナス幅が拡大する見通し。

■ 主要DI(カッコ内は前回調査からの変動幅)
業況判断DI :▲33.8(-2.9)
売上DI :▲29.3(-4.9)
採算DI :▲16.8(+0.5)
資金繰りDI :▲21.7(+2.7)
借入DI :▲6.5(-1.9)

 

●中小企業の景況 (原則従業員20人以上)

中小企業の景況は、緩やかな回復基調のなか、 弱い動きがみられる
 
(前回)弱い動きはみられるものの、緩やかに回復している

○ 業況判断DIは、マイナス幅が拡大し、▲4.9となった。低下は3期連続。
来期以降はマイナス幅が縮小する見通し。
○ 売上DIは、3期連続で低下し、▲3.1となった。
来期以降は上昇する見通し。
○ 純益率DIは、マイナス幅が拡大し、▲2.5となった。低下は2期連続。
来期はマイナス幅が拡大、来々期は縮小する見通し。

■ 主要DI(カッコ内は前回調査からの変動幅
業況判断DI :▲4.9(-3.2)
売上DI :▲3.1(-4.6)
純益率DI :▲2.5(-0.1)
資金繰りDI :5.7(+0.1)
長期借入難易DI :16.0(-1.6)

 

<お問い合わせ先>
日本政策金融公庫 総合研究所
小企業研究第二グループ Tel:03-3270-1691(担当:桑本、藤井)
中小企業研究第一グループ Tel:03-3270-1703(担当:山口、神谷)
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー

 

◆ 本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。

(株式会社日本政策金融公庫 https://www.jfc.go.jp/ /7月22日発表・同社プレスリリースより転載)