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社会 教育・オピニオン
掲載日:2015/02/06

小杉俊哉・塩見哲志 著 『僕たちは「会社」でどこまでできるのか?』
クロスメディア・パブリッシングより刊行
~5万部突破『起業家のように企業で働く』の【実践編】が登場~

大卒の3割~4割が3年以内で会社を辞めていると言われているいま、会社で働くことの利点とは、安定的な雇用以外には無いのだろうか?

本書の第一弾にあたる『起業家のように企業で働く』(2013.10発売)での画期的なメッセージは、やりたいことを実現するには必ずしも転職・独立する必要はないということだ。

第一弾の中で、第一線級の「起業家のような企業人」として紹介されている、野村證券の塩見哲志さんが、どのように伝統的な大企業の中でも社内起業「モーニングピッチ」を成功させてきたのか、コツをまとめたのが本書。

塩見さんは、野心的な社内起業を経て、いま30歳でありながら野村證券でも指折りの成績を叩き出す社員のひとり。「会社は自分の人生にレバレッジをかけることのできるすばらしい資産です。これに気づいた私の経験と考えから、会社で働くことのやりがいや生きがいを見出すきっかけとしていただければと思います」「私自身は、目指すは野村證券の社長です」といいきります。

塩見さんが実践の中から学んできたことをありのままに描き、小杉俊哉先生の第3者的な解説を加え、『起業家のように企業で働く』【実践編】として編集したものです。

各CHAPTERの解説では、人事コンサルタント・経営学者の小杉俊哉先生の第3者的な解説・コメントがあり、社内起業に取り組む際のポイントがよくわかります。また、CHAPTER0では日本におけるベンチャー企業がおかれてきた状況もよくわかります。

 

【概要】
小杉俊哉・塩見哲志著
クロスメディア・パブリッシング刊
本体価格: 1,380 +税2015年2月1日発売

【著者紹介】
小杉俊哉(こすぎ・としや)

慶應義塾大学SFC 研究所上席所員(訪問) 合同会社THS 経営組織研究所代表社員。1958 年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、N E C 入社。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク、ユニデン株式会社人事総務部長、アップルコンピュータ株式会社人事総務本部長を歴任後独立。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授を経て、現職。著書に『起業家のように企業で働く』(クロスメディア・パブリッシング)、『リーダーシップ3.0』(祥伝社新書)など。

塩見哲志(しおみ・さとし)
野村證券株式会社 コーポレート・ファイナンス八部 Associate。1985年生まれ。成蹊大学経済学部経営学科卒業後、野村證券株式会社に入社。なんば支店、大東支店、渋谷支店、新宿野村ビル支店における証券営業、エクイティファイナンス、M&A、IPO 等業務を経て、現在投資銀行業務に従事。

 

(編集担当より)
第一弾『起業家のように企業で働く』への反響にはいろいろなものがありましたが、極端にポジティブなものとネガティブなものがありました。
ポジティブな意見とは、「すべての選択は自分自身でしている It’s up to meという意識を持つか持たないかで、自分や周りがかわることを知った」という内容。私自身も気づかせてもらったように思います。
一方、ネガティブなものは「そんなことできるわけない」という内容でした。そういう人は、周りに悪影響を及ぼすので自分の中にとどめておいていただきたいものです。
さて、本書は「そんなことできっこない」と思われる日本の会社の中でも、いかにもお固そうな会社、野村證券での社内起業のストーリーです。
「社外よりは社内に難関・・・」の数々をいかにクリアしていったのか、ギリギリまで書いて頂いていますので、ぜひ読んでいただければと思います。
(吉田倫哉)


◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社クロスメディア・パブリッシング http://www.cm-publishing.co.jp/ /2月1日発表・同社プレスリリースより転載)