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掲載日:2013/12/03

帝国データバンク、第2回ミャンマー進出企業の実態調査

ミャンマー進出企業、3 年前の 3 倍に急増
~ 中小企業の進出相次ぐ ~

「ASEAN最後のフロンティア」として、今後の経済成長が期待されるミャンマー。2011 年の“民主化”を経て、本格的な経済発展に向けて成長軌道に乗り始めている。アジア市場の生産拠点としてだけでなく、6000 万人超の人口を抱える巨大市場としての魅力も兼ね備えたミャンマーでは、日本企業をはじめ外国資本の進出ラッシュが続いている。

帝国データバンクは、自社データベース・信用調査報告書ファイル「CCR」(160 万社収録)および公開情報をもとに、2013 年 10 月 31 日時点でミャンマー進出が判明している日本企業を抽出し、社数推移、業種別、年売上高別、都道府県別に集計・分析した。

なお、本調査は 2012 年 11 月 21 日に続き 2 回目となる。

調査結果(要旨)

1. ミャンマーに進出している日本企業は、2013 年 10 月末時点で 156 社判明した。前年比 71.4%の大幅増加となり、3 年前(2010 年、52 社)に比べて 3 倍に急増している

2. 業種別では「卸売業」が 49 社でトップ。次いで、「サービス業」(29 社)、「製造業」(27 社)、「運輸・通信業」(21 社)の順で、これらの 3 業種がこの 1 年で 2 倍に急増

3. 年売上高別では、「1 億円以上 10 億円未満」(36 社)が前年比 80.0%増となるなど、中小企業の進出が顕著。都道府県別では、「岐阜県」(10 社)が 4 位。21 都府県の企業がすでに進出

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(株式会社帝国データバンク http://www.tdb.co.jp/ /11月19日発表・同社プレスリリースより転載)