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掲載日:2024/08/23

転職活動をして実際に転職した人の比較調査

『ハイパフォーマー社員』の約半数が「昇進の機会があれば転職を踏みとどまれた」と回答 転職を考えたきっかけ「成長やキャリアアップ機会が限られる」が第1位
〜一方、『一般社員』が踏みとどまったと思う働きかけは「給与の改善」が第1位〜


「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループの中途採用サービス『ミイダス』を運営するミイダス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤 喜悦)は、直近3年以内に転職した会社員215人(ハイパフォーマー社員111人、一般社員104人)を対象に、【前編:転職活動をして実際に転職した人の比較調査】を実施しましたので、お知らせいたします。本調査では、ハイパフォーマー社員※と一般社員の転職における行動を比較し、「転職した本当の理由」や「会社からどのような働きかけがあれば転職しなかったか」といった転職にまつわる本音を可視化しています。

【調査サマリー】
・TOPIC01 ハイパフォーマー社員が転職した本当の理由、第1位「自分の成長やキャリアアップを図りたかった」(54.1%)

・TOPIC02 会社からどのような働きかけがあれば転職しなかったか
ハイパフォーマー社員は「昇進の機会」(55.0%)、一般社員は「給与の改善」(42.3%)

・TOPIC03 会社に伝えた退職理由、一般社員の約半数が「本音を伝えなかった」と回答、一方、ハイパフォーマー社員の約9割が「本音を伝えた」という実態

【調査詳細】
転職を考え始めたきっかけ、ハイパフォーマー社員は「成長やキャリアアップの機会が限られていた」、一般社員は「上司や同僚など人間関係に不満・問題があった」が最多
「Q1.あなたが、転職活動を開始する前の、転職を考え始めたきっかけを教えてください。(複数回答)」と質問したところ、ハイパフォーマー社員(n=111)は「成長やキャリアアップの機会が限られていた」が64.9%、一般社員(n=104)は「上司や同僚など人間関係に不満があった(問題があった)」が42.3%という回答になりました。

転職活動を開始した理由、ハイパフォーマー社員の第1位「自分の成長やキャリアアップを図りたかった」、一方で一般社員の第1位「給与を上げたかった」の結果に
「Q2.転職活動を実際に開始した理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、ハイパフォーマー社員(n=111)は「自分の成長やキャリアアップを図りたかった」が54.1%、一般社員(n=104)は「給与を上げたかった」が44.2%という回答になりました。

仕事への取り組み方の変化、ハイパフォーマー社員の約4割が、転職を考え始めてから、転職活動を開始するまでに「今までやっていた周囲への気遣いをやめた」と回答
「Q3.それぞれの時期で、仕事への取り組み方に変化はありましたか。(マトリクス形式)」と質問したところ、ハイパフォーマー社員(n=111)は「転職を考え始めてから、転職活動を開始するまで」では「今までやっていた周囲への気遣いをやめた」が38.7%、一般社員(n=104)はいずれの段階においても「特に変えなかった」が最多という回答になりました。

転職を決断するまでにかかった期間、ハイパフォーマー社員・一般社員ともに「1ヶ月~3ヶ月未満」が最多
「Q4.それぞれの項目に対し、かかった期間を教えてください。(マトリクス形式)」と質問したところ、ハイパフォーマー社員(n=111)は「転職を考え始めてから、転職活動を開始するまで」では「1ヶ月~3ヶ月未満」が42.3%、一般社員(n=104)は「転職を考え始めてから、転職活動を開始するまで」では「1ヶ月~3ヶ月未満」が32.7%などという回答になりました。

転職先を決めた1番の理由、ハイパフォーマー社員・一般社員ともに「給与が高い」が多数
「Q5.あなたが、転職先を決めた1番の理由を教えてください。」と質問したところ、ハイパフォーマー社員(n=111)は「給与が高い」が21.6%、「希望の勤務ができる(テレワークと出社の比率など)」が21.6%、ついで「成長やキャリアアップが期待できる」が20.7%とTOP3が僅差の結果となりました。一方一般社員(n=104)は「給与が高い」が18.3%という回答になりました。

ハイパフォーマー社員の89.2%が、「実際の退職理由」と「会社に伝えた退職理由」が同じだったと回答、一方で、一般社員では47.1%に留まる
「Q6.退職の際、「実際の退職理由(本音)」と「会社に伝えた退職理由」は同じでしたか。」と質問したところ、ハイパフォーマー社員(n=111)は「はい【実際の退職理由(本音)を会社に伝えた】」が89.2%、一般社員(n=104)は「はい【実際の退職理由(本音)を会社に伝えた】」が47.1%という回答になりました。

本音とは異なる「会社に伝えた退職理由」、ハイパフォーマー社員では「体調の問題」、一般社員では「家庭の事情」が多い結果に
Q6で「いいえ」と回答した方に、「Q7.会社にはどのような退職理由を伝えましたか。(複数回答)」と質問したところ、ハイパフォーマー社員(n=12)は「体調の問題(例:健康上の理由、ストレスによる体調不良)」が50.0%、一般社員(n=47)は「家庭の事情(例:家族の看護や介護、家族との時間を優先)」が42.6%という回答になりました。


<調査概要>
調査名称:【前編:転職活動をして実際に転職した人】ハイパフォーマー社員と一般社員の転職に対する実態比較調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年6月28日〜同年6月29日
有効回答:直近3年以内に転職をした、ハイパフォーマー社員111人と一般社員104人、合計215名
※ハイパフォーマーの定義:転職前の会社に所属している際に、上位10%以上の成果をあげていたり、トップセールスやMVP、社内賞受賞などの経験があること
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(ミイダス株式会社 / 8月20日発表・同社プレスリリースより転載)