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掲載日:2023/09/29

従業員一人ひとりの“ウェルビーイング”を組織の成長につなげる健康管理システム『HealthCore(ヘルスコア)』をリリース

人材の“採用”から“定着”、その先の“活躍”までを支援する人材サービス事業を展開する株式会社ヒューマネージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齋藤 亮三、以下ヒューマネージ)は、従業員一人ひとりの〈カラダ〉〈こころ〉〈エンゲージメント〉の状態を組織の成長につなげるための健康管理システム『HealthCore(ヘルスコア)』を2023年10月1日より提供開始し、ウェルビーイングソリューション事業を開始いたします。


健康診断/ストレスチェック/エンゲージメント・サーベイは
「実施しただけ」or「それぞれ活用」→「複合的に分析して、組織の成長に活かす」時代へ

今年から上場企業において人的資本の情報開示が義務化されるなど、人的資本経営への注目が急速に高まっています。伴い、主要な取り組みのひとつである健康経営(R)(※1)の重要度も増しており、健康経営の実践は、いまや多くの企業において優先度の高い経営課題といえます。

他方、健康経営の実践の担い手である企業ご担当者様、産業医、産業保健スタッフの方々からは、「健康診断の結果は、事後措置の後はただ保管しているだけ…」「ストレスチェックの実施のみでは、限界を感じている…」「注意が必要そうな社員は保健師さんが覚えていて、健診とストレスチェックの結果を紐づけている…」「健診とストレスチェック、さらに個々人の労働時間を掛け合わせて分析すればもっと有効な指標が得られると思うが、その時間もノウハウもない…」など、部分的な施策の限界、さらにはデータの管理・活用に多くの課題があるというお声を伺います。

WHO憲章にて「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態(well-being)であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」と定義されている通り、真に良好な状態=ウェルビーイングであるためには、「肉体的」「精神的」「社会的」の3つの健康が必要であり、産業保健においても、〈カラダの健康〉〈こころの健康〉〈社会的な健康(=エンゲージメント)〉への総合的なアプローチが有効であることは論を俟たないものです。しかし、現場で実践するに際しては、前述のように様々なハードルがありました。


20年を超えるストレスチェック開発ノウハウと
シェアNo.1のシステム開発ノウハウから生まれた、あたらしい健康管理システム

ヒューマネージは、ストレスチェック制度義務化より14年近くも前、2002年に業界初・一次予防(事前予防)にフォーカスしたストレスチェック『Co-Labo(コラボ)』をリリース。以降、ジョブ・クラフティングに注目した画期的なエンゲージメント・サーベイ『Qraft(クラフト)』と合わせ、年間60万超の受検実績、約2,100社の組織づくりを支援してまいりました。

このたびリリースした健康管理システム『HealthCore』は、ヒューマネージが有する20年を超えるストレスチェックの提供実績、くわえて業界シェア第1位(※2)の採用管理システムおよび業界シェア第3位(※3)の適性検査の開発ノウハウより生まれました。バラバラに管理されている健康診断、ストレスチェック、エンゲージメント・サーベイのデータを手間なく一元管理できることはもちろん、各種データの重層的な分析により、アプローチすべき対象(リスク予備群)や組織の課題を明確にします。健診管理業務の効率化にとどまらず、従業員一人ひとりの“ウェルビーイング”――すなわち、〈カラダ〉〈こころ〉〈エンゲージメント〉が良好な状態を、組織の成長につなげるためのあたらしい健康管理システムです。


健康管理システム『HealthCore』5つの特長;

特長(1)従業員の健康情報を一元化。健康診断もストレスチェックも時間外労働も事業主の“やるべきこと”が一目でわかる

健康診断の受診促進、健診後の就業判定、ストレスチェックの事後措置、長時間労働者への面接指導…従業員の健康管理には、法律で定められた対応も多くあり、漏れなく実施することが求められます。健康管理システム『HealthCore』のダッシュボードでは、健診の受診状況も就業判定の進捗も面接指導の対象人数も一目で確認でき、確実に対応できます。


特長(2)複合的なデータ分析(多重リスク管理)で、リスク予備群をいち早くフォロー

従来バラバラに対応していた、「健康診断の有所見者」「ストレスチェックの高ストレス者」「長時間労働者」について、結果を掛け合わせて確認できます。「健康診断の有所見者で、ストレスチェックの高ストレス者予備群で、時間外が60時間超80時間未満の従業員」など任意の条件でも確認できるため、潜在的なリスク予備群の早期発見が可能です。
また、健康管理システム『HealthCore』は、健診結果は健診標準フォーマットを採用しており、他社傾向⇔自社傾向の
比較分析も可能になります。科学的な指標に基づく、戦略的な健康経営・組織改善を推進します。


特長(3)充実したストレスチェック、エンゲージメント・サーベイを標準装備

2002年、4万人のデータをもとに開発されたストレスチェック『Co-Labo』は、ストレスの状態と原因だけでなく「ストレス対処力(コーピング)」、健康経営優良法人の調査項目「プレゼンティーズム」等、健康経営の実践に役立つストレスチェック。エンゲージメント・サーベイ『Qraft』は、注目の“ジョブ・クラフティング”を科学的に測定できます。人材開発の視点で一人ひとりのエンゲージメントを高め、持続的にエンゲージメントの高い組織づくりに貢献します。


特長(4)みやすくわかりやすいマイページ。従業員様のヘルスリテラシー向上につながります

従業員の方が使うマイページは、みやすさとわかりやすさを追求。「いま、何をしなければならないか」がスグわかり、ストレスチェックの受検も、産業医面談の予約も、疲労度蓄積度チェックも、すべてマイページからおこなえます。自身の結果(経年)をいつでも確認できるため、ヘルスリテラシーの向上が期待できます。また、マイページを通じ、企業ご担当者様、産業医、産業保健スタッフの方々から従業員に向けた健康情報の配信も可能です。


特長(5)金融機関レベルの堅牢なセキュリティ

ヒューマネージは、2008年、国内の人材サービス業界ではじめてITサービスマネジメントシステムの国際規格ISO20000認証を取得、2011年には情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格ISO27001認証を取得。個人情報・機微情報を扱うストレスチェック、採用管理システム等の提供において、20年以上、大手企業様を中心に6,500社超の実績があります。健康管理システム『HealthCore』も、金融機関レベルのセキュリティを誇ります。また、医療情報を取り扱う事業者が遵守する内容をまとめた“3省2 ガイドライン”(※4)にも準拠しているため安心してご利用頂けます。


<ご利用料金>
『ココロとカラダの健康管理プラン』 月額~200円/1名あたり
・100名の場合の価格となります。人数に応じてボリュームディスカウントがございます。
・年1回のストレスチェック実施に加え、健康診断結果の管理、長時間労働管理などの機能が利用できます。


ヒューマネージは、働く一人ひとりのウェルビーイングを組織の成長につなげるウェルビーイングソリューション事業を本格的に開始し、健康管理システム『HealthCore』を通じて、お客様企業のさらなる成長に貢献してまいります。

 

※1 健康経営(R)は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
※2 「就職希望企業ランキング」(2010卒~2016卒日本経済新聞社、2017卒~2024卒ディスコ調べ)上位130社(2016卒~2019卒はランキングが100位までしか発表されていないため上位100社)における採用管理システム(有償ツール)のシェア(ヒューマネージ調査)
※3 「キャリタス 就職希望企業ランキング」(2023年4月、ディスコ調べ)における適性検査のシェア(ヒューマネージ調査)
※4 厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」、経済産業省・総務省の「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン」。


<本件に関するお問い合わせ>
株式会社ヒューマネージ 経営企画本部 広報グループ 担当:山口
e-mail :contact@humanage.co.jp
tel :03-5212-7170 fax :03-5212-7180

 

◆本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。

(株式会社ヒューマネージ / 9月27日発表・同社プレスリリースより転載)