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掲載日:2022/12/09

【パーパスに関する調査】「パーパス」を知ると「志望度が上がる」と回答した学生が6割を超える

「パーパス」を知ると「志望度が上がる」と回答した学生が6割を超える
「ただ単にお金を稼ぎたいわけではない」の声。約4割は、自身の「パーパス」も意識

 

株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「パーパス」に関して調査しました。72.7%の学生が、「パーパス」を制定する企業は「好感が持てる」と回答。また、「パーパス」を知ると「志望度が上がる」と回答した学生が6割を超えました。「ただ単にお金を稼ぎたいわけではない」「パーパスを通して、企業が事業を展開する目的を知りたい」といった声が寄せられています。自身の「パーパス」や自身が解決したい社会課題を意識していると回答した学生も4割を超えました。


【TOPICS】

  1. 「パーパス」を制定する企業は、「好感が持てる」と回答した学生が7割を超える
  2. 「パーパス」を知ると「志望度が上がる」と回答した学生が6割を超える
  3. 約6割が、就職活動において「パーパス」や「社会貢献に関する考え方」を意識
  4. 自身の「パーパス」や、自身が解決したい社会課題を意識している学生が4割を超える
     

【調査の背景】

事業の目的は何か簡潔な文言で表現する「パーパス」。「企業が存在する理由」「社会においてどのような責任を果たすのか」を言語化し、「パーパス」を制定する企業が増えています。これから就職活動を始める2024年卒の学生は、Z世代と呼ばれる世代です。「環境や社会に配慮する」「他者を尊重する」「共感を重視する」など、社会や他者と良好な関係を築くことを意識する人が多いと言われているZ世代は、仕事選びにおいて「パーパス」をどの程度意識しているのか調査しました。

 

(1)「パーパス」を制定する企業は、「好感が持てる」と回答した学生が7割を超える

「パーパス」を制定する企業は「好感が持てる」と回答した学生が39.7%に上りました。「どちらかと言えば好感が持てる」33.0%を合わせると、72.7%の学生が「好感が持てる」としています。20代転職希望者を対象に実施した同アンケートと比較すると、「好感が持てる」と回答した割合は9.5ポイント高くなっており関心の高さがうかがえます。
 

(2)「パーパス」を知ると「志望度が上がる」と回答した学生が6割を超える

「パーパス」を知ると「志望度が上がる」「どちらかと言えば志望度が上がる」と回答した学生が61.9%に上りました。「ただ単にお金を稼ぎたいわけではない」「パーパスを通して、企業が事業を展開する目的を知りたい」「企業が目指す方向性と、自身の関心が一致していると志望度が上がる」といった声が上がりました。
 

(3)約6割が、就職活動において「パーパス」や「社会貢献に関する考え方」を意識

「パーパス」や企業がどのように社会に貢献しようとしているかを、就職活動において「意識する」「どちらかと言えば意識する」と回答した学生が57.0%に達しました。「パーパスを通じて、企業が目指す方向性と自身が仕事を通して提供したい価値が合致しているか確認することができる」「企業がどのように社会に貢献しようとしているかを知れば、自身が仕事を通してどのように社会に貢献できるかを想像することができる」などの声が上がっています。
 

(4)自身の「パーパス」や、自身が解決したい社会課題を意識している学生が4割を超える

自身の「パーパス」や、自身が解決したい社会課題を「意識する」と回答した学生が18.4%に上りました。「どちらかと言えば意識する」26.2%を合わせると、4割以上の学生が自身の「パーパス」や解決したい社会課題を意識していることが分かります。

 

■調査概要
・調査期間:2022年11月12日~11月24日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:370件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 11月29日発表・同社プレスリリースより転載)