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掲載日:2020/03/27

経営者・人事担当者の2019年度振り返り調査

人事評価クラウドで企業の働き方改革を支援する株式会社あしたのチーム(本社:東京都中央区、代表取締役:髙橋恭介、以下「あしたのチーム」)は、全国の従業員数5人以上300人未満の企業経営者および人事担当者を対象に、2019年度の振り返りに関するインターネット調査を実施いたしました。

その結果、2019年度開始時の人事課題、2019年度にやり残した人事課題、2020年度に取り組みたい人事課題のいずれにおいても「人材採用」、「人材育成」、「人材の定着化」がTOP3となりました。

2020年度に取り組みたいことの経営者、人事担当者の回答割合のポイント差が大きい順に見ると「残業時間の削減」(経営者:20.7%、人事担当者:37.3%、16.6pt差)、「人事評価制度の導入・改革」(経営者:9.3%、人事担当者:24.7%、15.4pt差)、「人材の定着化」(経営者:24.7%、人事担当者:38.7%、14.0pt差)となりました。


●経営者・人事担当者の2019年度振り返り調査トピックス

《働き方改革の取り組み状況について》
■2019年度末時点「現在働き方改革に取り組んでいる」42.0%。前年同時期に比べ10.3ポイント増。

■働き方改革の取り組み内容
1位「残業時間の削減」81.0%、2位「休暇取得の促進」73.0%、3位「長時間労働の是正(労働時間の短縮)」54.0%。
「休暇取得の促進」は前年と比べて61.1%→73.0%と11.9ポイント増加。5日間の有給休暇取得義務化の影響か。

■今後働き方改革として取り組みたいこと
1位「女性・若者や高齢者の就業促進」26.1%、2位「働く環境・場所の改善、多様化」22.5%、3位「長時間労働の是正(労働時間の短縮)」21.6%。

■働き方改革で新たに生まれた人事課題が「ある」61.7%。
経営者は「働き方と就業規則が合わなくなったこと」62.9%が最多、人事担当者は「隠れ残業が発生し正確な労働時間が把握できないこと」56.8%を指摘。「働き方と評価制度が合わなくなったこと」は経営者・人事担当者ともに4割が回答。
 

《2019年度人事課題の振り返り》
■2019年度開始時の人事課題 1位「人材採用」53.7%、2位「人材育成」44.3%、3位「人材の定着化」38.0%。

■2019年度に改善できなかった課題 1位「人材採用」37.7%、2位「人材育成」27.0%、「人材の定着化」24.7%。人材の課題解決は進展せず、やり残しに。
 

《2020年度に取り組みたい人事課題》
■2019年度と変わらず1位「人材採用」44.3%、2位「人材育成」43.3%、3位「人材の定着化」31.7%。

■経営者と人事担当者で差があったのは、「残業時間の削減」(16.6pt差)、「人事評価制度の導入・改革」(15.4pt差)、「人材の定着化」(14.0pt差)となった。


<調査概要​>
調査の方法:インターネット調査
調査対象者:全国の従業員数5人以上300人未満の企業の経営者、20歳~69歳の男女、人事担当者、20~59歳の男女
有効回答数:300人(経営者:150人、人事担当者:150人)
調査実施日:2020年2月26日(水)~2020年2月27日(木)

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社あしたのチーム / 3月25日発表・同社プレスリリースより転載)