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掲載日:2017/12/07

景気DIは50.0、過去2番目に高い水準。製造業が2ヵ月連続で過去最高を更新~『TDB景気動向調査 2017年11月調査結果』:帝国データバンク

2017年12月5日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。

 

<調査結果のポイント>

1. 2017 年11月の景気DIは前月比 0.9ポイント増の50.0で、調査開始以来2番目に高い水準となった。国内景気は、輸出が拡大するなか製造業が2ヵ月連続で過去最高を更新するなど、回復が続いた。今後の国内景気は、輸出の好調継続などを受け、企業部門が主導するかたちで回復傾向が続くことが見込まれる。

 

2. 7業界が改善し、2業界が悪化、1業界が横ばいとなった。機械類や自動車関連などの輸出増加を受けて、「化学品製造」「鉄鋼・非鉄・鉱業」の2業種が3ヵ月続けて過去最高を更新、『製造』全体も2ヵ月連続で過去最高となった。また、年末需要が追い風となった『運輸・倉庫』を含む5業界が 50以上になった。

 

3. 『北関東』『東海』『中国』など10地域中  8地域が改善、『北海道』が横ばい、『北陸』が悪化した。自動車メーカーの増産が地域経済に波及したほか、公共工事も好材料となった。規模別では「大企業」「中小企業」「小規模企業」がすべて改善し、規模間格差は6年ぶりに2ポイント台まで縮小した。

(調査対象2万3,212社、有効回答1万105社、回答率43.5%、調査開始2002年5月)

 

<お問い合わせ先>
株式会社帝国データバンク 産業調査部 情報企画課
TEL: 03-5775-3163 E-mail: keiki@mail.tdb.co.jp

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社帝国データバンク http://www.tdb.co.jp/ /12月5日発表・同社発表より転載)