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掲載日:2017/04/12

「働き方改革の実態」調査及びWomen Willで得た知見を元に、働き方改革サポートコンテンツの提供を開始~「働き方改革 推進ガイド」 「働き方改革 実践トレーニング」: Women Willプロジェクト

テクノロジーを活用した柔軟で効率の良い働き方を支援する Google のプロジェクト Women Will では、2015年よりテクノロジーを活用した働き方改革についてパートナー企業・団体の皆様と共に、多様な人材が活躍し続けるための柔軟で効率の良い新しい働き方の実現を目指す「未来の働き方トライアルを行ってきました。

 

2016年にご参加いただいたパートナー企業は31社、実際にテクノロジーを使った働き方改革にトライしていただいた社員数はのべ2,000名以上に及びます。テクノロジーを使って「Work Anywhere (働く場所の柔軟化)」「Work Simply (業務の効率化)​」「Work Shorter (業務時間の短縮)」という三つのテーマに取り組んだ結果、既婚・未婚、子どもの有無、一般社員・管理職、といったような条件を越えて、様々な立場の社員にとって効果があることがわかりました。

 

また、Google は2017年2月に「働き方改革の現状」についての調査を独自で行いました。そこでは、81.4%の人が「働き方改革は世間で言われているほど、推進されていない」と回答しており、「働き方改革は一定の効果をあげている」と回答した人はわずか25.2%でした。また、在宅勤務を例にとった場合、「在宅勤務制度を利用できる環境が整っている」と回答した人は15.0%、「在宅勤務制度を利用したことがある」と回答した人は12.6%にとどまりました。 働き方を変えることに対するニーズについては、「オフィス以外の場所でも変わらずに仕事ができる環境を整備すべきだと思う」と回答した人が71.0%、「残業を前提とした仕事のスタイルは、変える必要がある」と回答した人が83.6%と、大きなニーズがある一方で、「働き方を変えたいが、具体的な方法がわからない」と回答した人が68.7%にものぼり、具体的な取り組みや進め方が必要とされていることがわかりました。

 

そこで、Google では働き方改革をサポートするためのトレーニングコンテンツの提供を開始します。

 

1. 経営層・人事・管理職向けのガイドブック「働き方改革 推進ガイド」
働き方改革の必要性を組織に浸透させるためのデータ、 三つの取り組みから得られた実際の効果についてのデータ、各社の課題と解決方法を紹介します。「明日から働き方改革を始めるための七つのステップ」とチェックリストを使って、働き方改革を行うために必要な具体的なステップが把握できるようになっています。

 

2. 社員向けのe ラーニングツール 「働き方改革 実践トレーニング」
「未来の働き方トライアル」で得られたデータや声をもとに作られた、一人ひとりの働き方改革をサポートするeラーニングコンテンツです。会員登録やログインは必要なく、気軽に自分や組織の働き方を変えるためのポイントを確認できます。

こちらのトレーニングコンテンツは Women Will サポーター企業を中心として既に180社での利用が決定しており、Googleは引き続きテクノロジーを活用したスマートな働き方への改革をサポートしていきます。

 

◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(Google Women Will https://www.womenwill.com/japan/ /3月15日発表・同社プレスリリースより転載)