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掲載日:2017/03/24

さらば、集団主義!企業を再生させる新しい働き方とは?~『なぜ日本企業は勝てなくなったのか―個を活かす「分化」の組織論―』(太田 肇:著)新潮社より発刊

株式会社新潮社は、太田 肇:著『なぜ日本企業は勝てなくなったのか―個を活かす「分化」の組織論―』を刊行しました。

 

会社が危機の時、全社一丸になろうとしてはいないか? かつて利点だった日本企業の「まとまる力」が、いま社員一人一人の能力を引き出すことの大きな妨げとなり、組織を不活性化させている。必要なのは、まず組織や集団から個人を「引き離すこと」なのだ。働き方をドラスティックに変え、個の力を充分に活かすための大胆な提案。

 

なぜ日本企業は勝てなくなったのか―個を活かす「分化」の組織論―
著者: 太田 肇
発行:株式会社新潮社
発売日: 2017年3月24日
定 価: 1,296円
サイズ:四六判変型 220ページ
ISBN: 978-4-10-603798-6

 

■目次
第一章 「未分化」が引き起こしていること

 一、「分化」とは何か/二、企業不祥事はなぜ繰り返されるのか/三、「ブラック企業一掃」の壁/四、「女性活躍推進」の壁/五、「同一労働同一賃金」の壁
第二章 日本企業の深層に残っているもの
 一、なぜ日本企業は勝てなくなったのか/二、共同体型組織の限界/三、成果主義が失敗した本当の理由
第三章 「分化」するとどう変わるか?
 一、「分化」することのメリット/二、「分化」すればつながる/三、個人レベルの分化
第四章 「分化」と「統合」をどう両立させるか?
 一、ジレンマから抜け出すには/二、分化した個人は、どう協働するのか/三、「分化」をどう仕掛けるか
第五章 「分化」の過去と未来
 一、タテの分化からフラット化へ/二、ヨコに分化するポスト工業社会/三、やがて分化は終わるのか

 

■著者紹介
太田 肇(オオタ・ハジメ)
1954(昭和29)年兵庫県生まれ。同志社大学政策学部教授。神戸大学大学院経営学研究科修了。経済学博士。専門は個人を尊重する組織の研究。『個人尊重の組織論』『承認欲求』『公務員革命』『がんばると迷惑な人』『個人を幸福にしない日本の組織』など、著作多数。講演やメディアでの登場も多い。

 

◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。

株式会社新潮社 http://www.shinchosha.co.jp/ /3月発表・同社プレスリリースより転載)