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掲載日:2017/01/12

国内景気は幅広く改善、上向き傾向続く~今後の国内景気は個人消費の動向がカギ~『TDB景気動向調査 2016年12月調査結果』:帝国データバンク

2017年1月11日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。

 

<調査結果のポイント>

1)12月の景気DIは前月比1.3ポイント増の45.4となり4ヵ月連続で改善した。自動車生産が引き続き好調だったことに加え、トランプノミクスへの期待もあり金融市場が安定的に推移した。貸家を中心に住宅着工戸数の増加なども好材料。国内景気は、堅調な内外需要に好調な年末商戦の効果が加わり、上向き傾向が続いた。今後の景気は一部で懸念材料があるものの、緩やかな回復が続くとみられる。

2)消費税増税前の駆け込み需要で盛り上がった2013年12月以来、3年ぶりに10業界すべてが改善した。年末需要や堅調な外需に加え、原油価格や鋼材価格の上昇を見込んだ需要増が寄与したほか、製造業などの設備投資への動きを感じるコメントがいくつかみられた。

3)『北関東』や『東海』『中国』など10地域中9地域が改善、『東北』が悪化となった。域内の主力産業・企業の好調さが関連業種・企業へと波及する動きがみられたほか、駅前開発や公共投資なども地域経済を押し上げる一因となった。他方、地域によって規模別の改善にバラツキが表れた。

(調査対象 2万 3,804社、有効回答 1万 33社、回答率 42.1%、調査開始 2002年 5月)

 

<お問い合わせ先>
株式会社帝国データバンク 産業調査部 情報企画課
TEL: 03-5775-3163  E-mail:keiki@mail.tdb.co.jp

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社帝国データバンク http://www.tdb.co.jp/ /1月11日発表・同社発表より転載)