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社会 教育・オピニオン
掲載日:2014/03/07

「みちのく復興事業シンポジウム」を開催
~企業人が「出会い、ともに学び創る」次のステージへ~

みちのく復興事業パートナーズ(以下、事業パートナーズ)」と「NPO法人ETIC.※(以下、ETIC.)」 は、東日本大震災から3年を迎える3月に、これからの震災復興における企業の役割について改めて考えるシンポジウムを開催いたします。

事業パートナーズは2012年6月、被災地の自立的復興を目指して活動する地域の“復興リーダー”を、企業が連携して支えることを目指して立ち上がりました。現在、味の素株式会社、いすゞ自動車株式会社、花王株式会社、株式会社損害保険ジャパン、株式会社電通、株式会社東芝、株式会社ベネッセホールディングスの7社が参画しています。

事業パートナーズを通じた、ゼロから事業を立ち上げて推進する復興リーダーたちと企業人の様々な取り組みの中で、復興リーダーたちの事業が成長していくためには、各企業の持つ専門性だけではなく、組織の中で日常的に行われている課題整理や業務遂行力などが必要不可欠であることが分かってきました。

また結果的に、関わった企業人にとっても、仕事の意味の再発見、自らの企業の存在意義の再発見などの学びにつながっていくことも見えてきました。
みちのく復興事業シンポジウムは、これまでのパートナーズの取り組みを会場のみなさまと共有し、これから長期に及ぶ震災復興において、企業が東北とどのように関わるのかを考えていく機会となりますので
是非、ご参加ください。


日 時  2014年3月14日(金) 16:00-20:00 (開場は15:30から)
      第1部:16:00~18:00
      第2部:18:30~20:00
会 場  電通ホール(東京都港区東新橋1-8-1、電通本社ビル内)
定 員  約300名
対 象  企業のCSR・社会貢献担当者、復興に関心のある企業社員

参加申込先 下記Webフォームよりお申込みください
http://www.michinokupartners.jp/event140314.html
主 催 みちのく復興事業パートナーズ、NPO法人ETIC.

※若い世代のリーダーを育成する団体として1993年に設立。長期実践型のインターンを通じて多くの学生を育てるとともに、2002年からはNECとともに「社会起業塾」を立ち上げて、次代を担う代表的な事業型NPO法人を数多く輩出しています。


問い合わせ : 特定非営利法人ETIC. 担当:石塚・海津・山内
TEL : 03-5784-2115 FAX : 03-5784-2116 E-mail : info@michinokupartners.jp


【プログラム(予定)】

第1部)

16:00~16:15 オープニング~イントロダクション
16:15~16:35 現地レポート ~現地での活動から見えてきたニーズとは?~
◎味の素株式会社 CSR部兼人事部東北支社駐在 社会貢献担当部長 前原 誠一郎 氏
味の素グループが展開する被災地での健康栄養セミナーの活動を通じて見えてきた様々な現地の現状やニーズ、そしてなぜ今企業が支える必要があるのか?を探ります。

16:35~17:50 企業の力をどのように活かせるか? ~パートナーズの取り組みから~

・活動紹介(1)
◎一般社団法人福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会 代表理事 半谷 栄寿 氏
◎株式会社損害保険ジャパン CSR部 リーダー 酒井 香世子 氏
「社員派遣プログラム」(1チーム2週間を単位に約3か月間業務として派遣)から見えてきた、復興の思いを持った企業人のどんな力がどのように被災地への貢献につながるのか、また、ともに創る活動を通じてどのように社員が成長したのか、さらなる可能性を探ります。

・活動紹介(2)
◎ NPO法人ビーンズふくしま 理事長 若月 ちよ 氏、長井 英之 氏、小林 直輝 氏
◎ 企業CSR担当者
昨年から取り組みを開始した、現地団体のチーム力強化研修である「みちのく創発キャンプ」現地団体に対しての貢献のポイントや、企業連携によって場を作る意味、さらなる可能性について探ります。

・活動紹介(3)
◎大槌復興刺し子プロジェクト プロジェクトマネージャー 内野 恵美 氏
◎株式会社ベネッセホールディングス 広報IR部CSR推進課 課長 龍 千恵 氏
企業人のサポートチームを組成する「みちのくサポーターズミーティング」の活動を通じ見えてきた現地団体に対しての貢献のポイントや企業人の学び、そしてこれからの活動の広がりの可能性を探ります。

・メッセージ
NPO法人ETIC. 代表理事 宮城 治男 氏
17:50~18:00 諸連絡、アンケート記入


第2部)
18:30~18:40 第2部イントロダクション
18:40~19:40 基調セッション
「企業人に向けたメッセージ ~企業人は社会(被災地、地域社会)といかに向き合うべきか(仮)~」

(ゲスト)
・シンクタンク ソフィアバンク 代表 田坂 広志 氏
・ジャーナリスト/メディアアクティビスト 津田 大介 氏
(モデレーター)
株式会社電通 シニア・プランニング・ディレクター/1CRプランニング局次長 牧口 征弘 氏
19:40~20:00 クロージング

(NPO法人ETIC. http://www.etic.or.jp/ /3月7日発表・同法人プレスリリースより転載)