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人事サービス 人材育成・研修
掲載日:2011/02/18

日本コンサルタントグループ 
マネジャー・リーダー向け「グローバル人材育成プログラム」を開発

株式会社日本コンサルタントグループ(所在地:東京都新宿区、代表取締役:清水正行、通称:ニッコン)は、海外赴任後にいち早く現地従業員の能力を引き出し、成果を出す“マネジメント力”を養成するマネジャー・リーダー向けの「グローバル人材育成プログラム」を開発いたしました。4月よりサービスを開始いたします。

■ 「グローバル人材育成プログラム」開発の背景
海外拠点での市場拡大を目指し、社員を海外へ派遣する企業が増加しています。赴任するマネジャーやリーダーには現地にいち早く慣れ、業務を遂行して業績を上げることが期待されています。しかし、「語学」や「異文化マナー」といった教育のみで赴任した結果、本人が赴任先でなかなか馴染めずに業務の遂行もままならない、現地の組織や従業員も不満を募らせるというケースが多く見受けられます。

この問題を解消するために、弊社では海外勤務予定のマネジャー・リーダー向けの「グローバル人材育成プログラム」を開発いたしました。海外への派遣にあたり、現地での就業を経験しないとわからない問題が多いのは確かです。しかし、スピードが求められる時代においては、その問題点をあらかじめ想定して、赴任前に心構えや知識・対処法を身につけておくことが必要です。本プログラムでは、この心構えとスキルを養成し、現地従業員をマネジメントし成果を上げる人材を育成します。

■ 「グローバル人材育成プログラム」の特長
本プログラムでは、まず日本人マネジャーが赴任先で遭遇する具体的なビジネス場面での事例を通じて、文化、マナー、仕事観、顧客関係などについての知識をチェックします。仕事に対する意識や価値観、ビジネス上でのコミュニケーションのとり方は国や文化によって異なります。チェックを通じてこれらの違いや自身の認識不足を確認します。また、違いを理解することで、認識違いによる仕事の滞りを回避し、マネジャーとしての本来業務が遂行できることを理解します。

チェックで問題意識を持った後、現地従業員の仕事観や職務意識、それらを踏まえた明確な仕事の指示・徹底など、現地マネジメントにおける重要事項について学びます。また、実際のコミュニケーションに必要な「部下を理解すること」、「伝え方・聴き方のスキル」を身につけます。海外の職場で起こりうるシーンを想定した事例学習は、自ら考え、演じることにより多くの気づきを得られ、現地赴任時に活用できる内容です。

さらに、カリキュラムには異なる文化・価値観への適応力を高めるための項目も組み込まれています。自身の現在の適応力をチェックし、赴任に向けて適応力を高めていくための自己課題を明確化します。知識を得、スキルを身に付け、自己課題を設定して決意を固める、赴任へ向けた万全な準備ができる構成となっています。

■ 「グローバル人材育成プログラム」の概要

対象者: 海外勤務予定のマネジャー・リーダー職

概要: 海外で業務を遂行し、異文化の中で成果を残すことができる「現地でのマネジメント力」を赴任前に養成する人材育成プログラム

学習内容
・現地でのマネジメントに必要な意識、職務役割の概念
・論理的な指示・命令、確認の徹底などの異文化におけるマネジメント知識や技術スキル
・グローバルマインドや文化ギャップなど、ストレスの多い海外生活に慣れる上での最低限必要な心構え

プログラム内容
・組織が私たちに期待すること~組織が期待するグローバル人材とは何か
・私のグローバル人材度チェック
・事例を通じて学ぶローカル・マネジメント
・現地従業員とのコミュニケーション
・異なる文化・価値観への適応力を高めるポイント
・グローバル人材に向けた自己課題の整理と決意

◆ 詳細は以下をご覧ください。
http://www.niccon.co.jp/news/press/press110217.html


株式会社日本コンサルタントグループ http://www.niccon.co.jp//同社プレスリリースより転載