ニュース
人事サービス 雇用・採用
掲載日:2024/05/21

「インターンシップ/オープン・カンパニー」に関する調査

「就業体験があるインターンシップ」への参加を希望する学生が8割超。「希望する仕事に適性があるかを確かめたい」の声

株式会社学情(本社:東京都中央区)は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「インターンシップ/オープン・カンパニー」について調査しました。就業体験があるインターンシップに「参加したい」と回答した学生が、81.9%に上りました。「希望する仕事に適性があるかを確かめたい」「インターンシップを通じて企業の雰囲気を知りたい」「実際の仕事を経験し、働くイメージを持ちたい」といった声が寄せられました。また6割以上の学生が、インターンシップは「リアル」で参加したいと回答。「企業の雰囲気や、実際に働く社員の熱量は、リアルのほうが分かると思う」「実際に仕事を体験したい」「企業に訪問することで得られる情報もあると思う」「仕事を経験し、就職活動でアピールできる経験を得たい」といった声が上がりました。

【TOPICS】
(1)「就業体験があるインターンシップ」に参加したいの回答が8割超
(2)インターンシップは「リアル」で参加したいと回答した学生が6割超
(3)「就業体験を伴わないオープン・カンパニー」に参加したいの回答が8割超
(4)オープン・カンパニーは「リアル」で参加したいと回答した学生が約半数

【調査の背景】
2025年卒採用からは、「長期休暇中に実施」「開催日数5日以上」「開催日数の半数以上は、職場での就業体験を実施」などの一定の条件下で、インターンシップと採用の連携が可能になった他、企業セミナーやグループワークなどのプログラムを実施する「オープン・カンパニー」というカテゴリが新設されました。ルール変更2年目となる現在、2026年卒の学生に、「オープン・カンパニー」や「インターンシップ」の参加意向を聞きました。

【調査詳細】
(1)「就業体験があるインターンシップ」に参加したいの回答が8割超
就業体験があるインターンシップに「参加したい」と回答した学生が、81.9%に上りました。8割以上の学生が、就業体験があるインターンシップに参加したいと考えていることが分かります。「就業体験を通じて、希望する仕事に適性があるかを確かめたい」「インターンシップを通じて企業の雰囲気を知りたい」「実際の仕事を経験し、働くイメージを持ちたい」といった声が寄せられました。

(2)インターンシップは「リアル」で参加したいと回答した学生が6割超
インターンシップに参加する際に希望する参加形式について、「リアル」と回答した学生が37.5%に上りました。「どちらかと言えばリアル」(26.4%)を合わせると、6割以上の学生がリアルでの参加を希望していることが分かります。「リアルとオンライン両方」の回答は30.8%でした。「企業の雰囲気や、実際に働く社員の熱量はリアルのほうが分かると思う」「実際に仕事を体験したい」「企業に訪問することで得られる情報もあると思う」「仕事を経験し、就職活動でアピールできる経験を得たい」といった声が上がりました。

(3)「就業体験を伴わないオープン・カンパニー」に参加したいの回答が8割超
企業セミナーやグループワークなど、就業体験を伴わないオープン・カンパニーに「参加したい」と回答した学生が83.1%に上りました。「社会人と直接対話ができる機会には積極的に参加したい」「業界理解や仕事理解を深めるために参加したい」「インターンシップに参加する企業を探すために、オープン・カンパニーを活用したい」「特に興味のある企業はインターンシップに参加し、その他の企業はオープン・カンパニーに参加するなど、メリハリをつけて就職活動準備をしたい」といった声が寄せられました。

4)オープン・カンパニーは「リアル」で参加したいと回答した学生が約半数
オープン・カンパニーに参加する際に希望する参加形式について、「リアル」と回答した学生が28.8%に上りました。「どちらかと言えばリアル」(22.9%)を合わせると、約半数の学生がリアルでの参加を希望していることが分かります。「リアル」での参加を希望する学生の割合は、インターンシップ(63.9%)よりも12.2ポイント低くなりました。「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」の回答(15.0%)は、インターンシップ(5.3%)よりも約10ポイント高くなっています。

 


■調査概要
・調査期間:2024年4月15日~2024年4月25日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2026(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1※)」へのサイト来訪者
・有効回答数:963件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※2020年~2023年 東京商工リサーチ調査 ダイレクトリクルーティングサイト会員数 第1位
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社学情 / 5月20日発表・同社プレスリリースより転載)