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掲載日:2024/04/30

【経営者・中間管理職に聞く現代のマネジメント】経営者・中間管理職とも「マネジメント業務の変化」を実感

「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのミイダス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤 喜悦)が運営する中途採用サービス『ミイダス』は、経営者・役員200名と、部下が3名以上いる中間管理職(部長・課長相当)200名を対象に、マネジメントに関する経営者・中間管理職の比較調査を実施しましたので、お知らせいたします。


■調査結果(サマリー)

  1. 比較調査の結果、経営者の約9割、中間管理職の9割以上が、この10年における「マネジメント業務の変化」を実感
  2. 経営者の約6割が、中間管理職に対して「部下の育成と指導」「チーム内のコミュニケーションの促進」の役割を期待
  3. 上司が気づいてないと思われる中間管理職としての悩み、第1位「経営層が考える課題と現場が考える課題の認識の違い」(48%)


■調査結果詳細(抜粋)
経営者の約9割、中間管理職の9割以上が、「現在と10年前を比較して、マネジメント業務の変化」を実感

「Q1.あなたは、現在と10年前とを比較した場合、マネジメント業務が変化していると思いますか。」と質問したところ、経営者・役員(n=200)は「とても変化していると思う」が59.0%、「やや変化していると思う」が30.5%、中間管理職(n=200)は「とても変化していると思う」が54.5%、「やや変化していると思う」が36.5%という回答となりました。


経営者の約6割が、中間管理職に対して「部下の育成と指導」「チーム内のコミュニケーションの促進」といったチームの組織力向上の役割を期待

経営者・役員に、「Q3.あなたは、中間管理職に対してどのような役割を求めていますか。(複数回答)」(n=200)と質問したところ、第1位は「部下の育成と指導」という回答となりました。

<TOP3の回答>
・部下の育成と指導:57.0%
・チーム内のコミュニケーションの促進:55.5%
・上層部と部下間のスムーズな情報伝達:48.5%


中間管理職が抱える悩み、経営者は「部下に関連する悩み」が多いと予測。一方中間管理職は、「板挟み」と「業務量の多さ」が大きな悩みという結果に

「Q4.中間管理職が抱えている(抱えていると思われる)悩み」について質問したところ、どちらも「部下と経営層の間で板挟みになる」が第1位という回答になりました。一方で第2位の回答は、経営者が「部下への適切な指導方法/伝え方が分からない」、中間管理職が「マネジメント業務が膨大」と異なる回答結果となりました。

<TOP3の回答:経営者・役員(n=200)>
・部下と経営層の間で板挟みになる:42.5%
・部下への適切な指導方法/伝え方が分からない:40.5%
・マネジメント業務が膨大:37.5%

<TOP3の回答:中間管理職(n=200)>
・部下と経営層の間で板挟みになる:44.0%
・マネジメント業務が膨大:37.5%
・部下への適切な指導方法/伝え方が分からない:33.0%


上司が気づいてない中間管理職としての悩み、約半数が「経営層が考える課題と現場が考える課題の認識の違い」と回答

中間管理職に、「Q5.あなた自身の上司が気づいてないと思われる、中間管理職としてのお悩みはありますか。(複数回答)」(n=200)と質問したところ、「経営層が考える課題と現場が考える課題の認識の違い」が48.0%で第1位という回答となりました。

<TOP3の回答>
・経営層が考える課題と現場が考える課題の認識の違い:48.0%
・チーム内の微妙な人間関係:40.0%
・部下とのコミュニケーション:35.0%


■まとめ

  • 調査の結果、経営者と中間管理職の間でマネジメントの現状認識に相違があることが浮き彫りに
  • 中間管理職は、経営者による「部下の育成やマネジメントに関するフォロー」を最も求める声が多く【51%】、具体的な悩みには、「部下と経営層の間で板挟みになる」【44%】、「マネジメント業務が膨大」【37%】などが挙がった
  • また、中間管理職の約半数が、自分の上司(経営層)が気づいてないであろう悩みとして、「経営層が考える課題と現場が考える課題の認識の違い」を挙げ、6割以上が上司のサポートが「足りていない」と感じている
  • 中間管理職のパフォーマンスはそのチームの成果に反映する。悩みや課題への理解が深まれば必要なフォローやサポートが可能になるため、経営者と中間管理職の間での対話を増やすことや、エンゲージメントサーベイなどで理解を深めることで、マネジメントに関する悩みや課題解決への第一歩となるのではないか


■調査概要
調査概要:マネジメントに関する経営者・中間管理職の比較調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年3月27日~同年3月28日
有効回答:経営者・役員200名、部下が3名以上いる中間管理職(部長・課長相当)200名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(ミイダス株式会社 / 4月25日発表・同社プレスリリースより転載)