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掲載日:2023/05/02

2023年度 新入社員意識調査の集計結果について

東京商工会議所(小林健会頭)は、2023年度の新入社員を対象に、社会人生活や仕事に対する意識等を把握するために標記調査を実施し、結果を取りまとめました。
集計結果は、各事業所において参考にしていただくとともに、当所の事業運営に活かしてまいります。

【調査結果のポイント】
○就職先の会社でいつまで働きたいか
・「定年まで」が24.4%となり、2013年度調査(39.1%)と比べて14.7ポイント減少した。
・また、「チャンスがあれば転職」は20.0%となり、10年前の2013年度調査(11.5%)と比べて8.5ポイント増加したことから、新入社員は「長期勤続志向」が低下し「転職志向」が高まる傾向にあることがうかがえる。

○社会人生活で不安に感じること
・「仕事と私生活とのバランスが取れるか」「上司・先輩・同僚とうまくやっていけるか」「仕事が自分に合っているか」「自分の能力や知識が仕事で通用するか」が上位となった。
・96.8%の新入社員は、社会人生活を送ることに対して何らかの不安を感じている。

○仕事をする上で特に大事にしたいこと
・経済産業省が提唱している「社会人基礎力」を構成する12の能力要素のうち、「主体性(59.1%)」、「実行力(39.3%)」が上位となった。チームで働く力の「規律性」については、新入社員は6.4%、企業は33.7%と差が見られた。
 

【調査概要】
(1)調査期間:2023年4月3日~4月13日
(2)調査方法:Webアンケートシステムを利用
(3)調査対象:当所(事務局:人材・能力開発部 研修センター)が実施した新入社員研修の受講者1,050名
(4)回答数 :979名(回答率:93.2%)

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(東京商工会議所 / 4月25日発表・同社プレスリリースより転載)