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掲載日:2022/02/22

2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)

1月はインターンシップ参加や就活準備と学業・定期試験との両立に悩んだ学生が約7割

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2023年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(3,507名)を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)」の結果を発表しました。
 

《TOPICS》

  • インターンシップ参加や就活準備と学業・定期試験との両立に悩んだ学生が約7割
  • 1月時点での就活準備レベルは平均39.9点。厳しい評価ながら昨年7月よりも準備は前進
  • 就職活動の方向性が「固まった」学生は約半数


【調査概要】
2023年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生に「1月の状況について、インターンシップ参加や就職活動の準備と、学業・定期試験の両立で悩んだり苦労したことはあるか」と問うと、「ある」と回答した学生は69.9%だった。2月の予定については、「インターンシップに参加したり就職準備を行う」が82.9%で、定期試験が落ち着く2月に就活準備を進める予定の学生も多いようだ。

「現在の就活準備レベル」を自己採点してもらったところ、平均は39.9点(前月比1.4pt減)だった。就職活動が本格化する3月を目前に、気を引き締め自己評価を若干厳しめにしていることや、定期試験シーズンであったことも背景にあると考えられる。一方、2021年7月時点と比較すると、低評価(「0点~20点(全くできていない)」と「21点~40点(あまりできていない)」の合計)は17.1pt減少しており、着実に準備を進めている様子がうかがえる。

就職活動の方向性(志望業種や企業、職種、大事にしたい価値観など)について「固まった」と回答した割合は49.5%だった。文理でみると、「方向性が固まった」と回答したのは文系で45.1%、理系では56.7%だった。理系学生は一般的に自身の専攻領域と志望業界を関連付けて活動を行う傾向にあることから、文系学生より方向性を固める時期が早かったと思われる。
 

【調査担当者コメント】
1月は多くの大学で定期試験が実施されており、約7割の学生が学業・定期試験とインターンシップ参加・就職活動の準備との両立に苦労していたことがわかりました。またそうした悩みが、就活準備が「あまりできていない」という厳しめの自己採点として表れていたようです。ただ、昨年7月と比較すると、準備は着実に前進している様子が見られます。3月の就活スタートが目前に迫り不安を抱える学生も多いと思いますが、そういうときこそ一人で抱え込まず、インターンシップに参加して他の学生と交流したり様子を見てみたり、大学のキャリセンターを活用し相談するなど、アクションを起こしてもらいたいと思います。(キャリアリサーチラボ 研究員 長谷川 洋介)


【調査概要】
「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)」
○調査期間/2022年1月20日(木)~1月31日(月)
○調査方法/マイナビ2023の会員に対するWEBアンケート
○調査対象/2023年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生
○有効回答数/3,507名(文系男子665名 理系男子696名 文系女子1,364名 理系女子782名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。


◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社マイナビ/2月16日発表・同社プレスリリースより転載)