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掲載日:2021/12/23

『問いかけの作法』(安斎勇樹:著)ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行

ディスカヴァー・トゥエンティワンは、安斎勇樹:著『問いかけの作法――チームの魅力と才能を引き出す技術』を刊行しました。


チームの主体性と創造性を発揮したい、すべてのマネージャー必携!
著者の長年の研究と実績をもとにノウハウ化された、チームの眠っているポテンシャルを最大限に発揮させるための「問いかけ」の実践的指南書!

チームのポテンシャルが阻害される要因は、「4つの現代病」(認識の固定化、関係性の固定化、衝動の枯渇、目的の形骸化)にあります。
これらは、目標達成を効率よく目指すなかで出来上がったもので、企業や学校、地域コミュニティ、あるいは家族まで、多くの組織やチームに蔓延しています。
これら4つの現代病を乗り越え、チームのポテンシャルが発揮された状態にするための解決策こそ、「良い問いかけ」を行うことなのです。

問いかけとは、仕事などのさまざまなコミュニケーション場面において、相手に質問を投げかけ、反応を促進することです。そして、良い問いかけは、「見立てる」「組み立てる」「投げかける」という3つの行為のサイクルによって成立しています。
本書を読むことで、この問いかけのサイクルをどのように考え、回し、実践していけばよいかが分かります。

集団で話し合うチームミーティングや、1対1の面談形式で行われる1on1を想定していますが、同僚や後輩、あなたの上司、また家族や友人とのコミュニケーションの場面においても有効な方法です。


■本書の概要
問いかけの作法――チームの魅力と才能を引き出す技術
著者:安斎勇樹
定価:1,980円(本体1,800円+税)
発売日:2021/12/23
ISBN:978-4-7993-2808-8
ページ数:400ページ


■目次(一部抜粋)
はじめに チームは問いかけから作られる
【Part Ⅰ 基礎編】
第1章 チームの問題はなぜ起きるのか
第2章 問いかけのメカニズムとルール
【Part Ⅱ 実践編】
第3章 問いかけの作法① 見立てる
第4章 問いかけの作法② 組み立てる
第5章 問いかけの作法③ 投げかける
おわりに 問いかけをチームに浸透させる手引き


■著者紹介
安斎勇樹(あんざい・ゆうき)
株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO
東京大学大学院 情報学環 特任助教

1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。ファシリテーションを総合的に学ぶためのウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務める。
主な著書に『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』(共著・学芸出版社)『リサーチ・ドリブン・イノベーション 「問い」を起点にアイデアを探究する』(共著・翔泳社)『ワークショップデザイン論―創ることで学ぶ』(共著・慶応義塾大学出版会)等。

 

◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン / 12月発表)