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掲載日:2018/01/24

テレワーク中のリスクをカバーする「テレワーク保険」を共同開発~東京海上日動と日本マイクロソフト、働き方改革の推進で協業:日本マイクロソフト

東京海上日動火災保険株式会社(本店:東京都千代田区、取締役社長:北沢 利文、以下「東京海上日動」)及び日本マイクロソフト株式会社(代表取締役 社長 平野 拓也、以下「日本マイクロソフト」)は、働き方改革の推進において協業することに合意しました。協業の第一弾として、東京海上日動はテレワーク中の各種リスクに対応する「テレワーク保険」を日本マイクロソフトと共同開発し、2018年2月から提供開始します。

 

1. 背景・経緯

(1)東京海上日動における働き方改革の推進について
Microsoft 365 は、最新の統合型情報共有クラウドサービス「Office 365」、最新オペレーティングシステム「Windows 10」、IDベースのセキュリティソリューション「Enterprise Mobility + Security」が含まれるインテリジェントな統合ソリューションです。

東京海上日動は、マイクロソフトの最新クラウドを活用してグループ内の働き方改革の推進を加速します。働き方改革におけるテレワークを安心・安全な環境で支援する「Microsoft 365」を東京海上グループ 43,000名へ採用することを決定し、順次展開しています。

また東京海上日動は働き方の改革の一環として、2017年10月にテレワークの対象を全社員に拡大した上で、社員の働きがいと生産性の双方の向上を果たすべく、Microsoft 365の一層の活用を目指しています。

日本マイクロソフトは、自社実践の結果などの共有と、エンタープライズサービスの技術コンサルティングにより、東京海上グループへの円滑な導入と利活用を支援しています。

 

(2)働き方改革の推進を支援する保険商品について
東京海上日動は、自社にテレワークを導入した経験を生かして、日本マイクロソフトと連携して、働き方改革を目指す企業に対してのサポートを進めてまいります。

第一弾として、モバイルPCにダウンロードした情報漏えいやモバイルPCに対する不正アクセスといったリスクをカバーする「テレワーク保険」を日本マイクロソフトと共同で開発し、2月1日から提供を開始します。

本保険はWindows10が搭載されたモバイルPCにのみ付帯できる点が特徴です

Windows 10は進化するセキュリティの脅威に対抗する最も安全なOSで、テレワークを推進しておられる企業様には最適なOSとなっております。

テレワーク導入時には、労務リスク等と並んでセキュリティリスクが大きな課題となっております。総務省の「ICT利活用と社会的課題解決に関する調査研究」(平成29年)においても、未導入企業の43.2%が「セキュリティの確保」をテレワーク導入の課題として挙げています。テレワーク時のセキュリティリスクをWindows 10と本保険によってカバーすることで、企業にとって安心、安全なテレワーク制度の導入をサポートしてまいります。

日本マイクロソフトは、本保険の開発において、Windows 10 のセキュリティに関する情報提供、日本マイクロソフトのパートナーチャネルを通じて保険商品化の検証実施、デバイスパートナーへの連携支援を実施しました。

 

2. テレワーク保険の概要

会社から貸与されるモバイルPCの利用時に発生する各種損害に対し、損害賠償金や原因調査費用等を補償します。例えば、モバイルPCのウイルス感染時の調査費用や、PCを紛失し、情報漏えいした際の損害賠償金や各種対応費用を補償します。テレワーク保険はWindows 10搭載PCに商品付帯(※)する方式で販売します。対象端末を購入いただければ自動的に補償が付帯されておりますので、保険会社との契約手続きは不要です。本保険が付帯されたモバイルPCは、順次PCメーカーやディストリビュータ等から展開される予定です。

※テレワーク保険(正式名称:特定危険担保特約付帯サイバーリスク保険)は、進化するセキュリティの脅威に対抗できるWindows10が搭載されたPCのみに提供可能なものです。Windows 10以外のOSが搭載されたデバイスについては対象外となります。

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(日本マイクロソフト株式会社 https://www.microsoft.com/ja-jp/ /1月22日発表・同社プレスリリースより転載)