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掲載日:2017/09/19

音声でのストレスやクレームをリアルタイムで可視化する「感情認識SDK/API」を開発、販売開始~人事評価やパワハラ、セクハラなどの対応にも:スワローインキュベート

株式会社スワローインキュベートは、パナソニック株式会社の特許を活用した「音声による感情認識技術」「感情認識 SDK/API」開発し、販売ならびに無料トライアル版の提供を開始します。

株式会社スワローインキュベート(本社:茨城県つくば市、代表取締役大野寿和)は、パナソニック株式会社 (本社:大阪府門真市、代表取締役:津賀一宏、以下パナソニック)の特許を活用した「音声による感情認識技術」で 「怒り」「喜び」「平静」をリアルタイムに可視化する「感情認識 SDK/API」を開発し、 この度リリースし、無料トライアル版を提供します。

実用化が進む感情認識技術は、顔の表情や、テキスト、会話や音声等から人の感情を読み取ります。

近年は音声認識技術などと併用して、感情認識技術がロボットへ搭載されるなど、音声による感情認識技術は実用化が進みはじめています。

スワローインキュベートの「感情認識SDK/API」は、音声・会話を元に感情を判定しています。

音声による感情認識技術は、「言語解析型」と「音響解析型」とに大別され、 言葉を音声認識させた結果から感情を分析する 「言語解析型」では、複数の感情を表す言葉や、固有名詞を多く含む場合などは感情の判定が困難でしたが、 当社の技術では それらの問題に左右されず、音声自体の持つ特徴量をベースとした「音響解析型」で最大70パーセント程度の認識率で感情を判定します。

そのため、「言語解析型」だけでは判別しにくかったクレームや、音声認識しにくい怒声なども検知することが可能になりました。 また、音声自体の持つ特徴量を用いた認識アルゴリズムのため、教師データが不要で、言語にも依存しません。

 

提供形態として、クラウドAPI方式と、あらゆる端末で利用可能な 組み込みSDK方式の2種類を提供するため、 音声通話による感情認識やロボットの感情認識など高い汎用性でご利用いただけるようになっております。

 

弊社の「音声による感情認識技術」の特徴

1.速い処理速度
省メモリで軽量に動作するエンジン仕様のため、組み込みSDKを活用すれば約300ミリ秒、 クラウドAPIを利用しても約500ミリ秒の速さで感情認識を可能にする、独自の判定方法を使用しています。

 

2. 教師データ(参照するデータ)が不要
従来の感情認識で採用されているデータベース参照型と異なり、パナソニックの特許技術を活用することで、 音声そのものが持つ特徴量から感情を認識するアルゴリズムとなるため、教師データが不要となります。 そのためあらかじめデータを収集する必要なく、導入直後からパフォーマンスを出すことが可能です。

 

3. ラズベリーパイでも実行可能
音声自体の持つ特徴量を分析するシンプルな感情判定アルゴリズムのため、専用の高価な端末や、 大規模サーバー群を用意することなく、オフライン環境や低スペック端末、Linux環境でもご利用いただけます。

 

4. 音声認識エンジンとの組み合わせも可能
スワローインキュベートの音声による感情認識技術は、SDK形式でのご提供が可能なため、 音声認識エンジンと併せてご利用いただいたり、顔・表情による感情認識技術と併用してご利用いただくことが可能です。

 

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社スワローインキュベート
セールスグループ
担当:黒田
TEL:029-886-9912
FAX:029-886-9913
Email:sales@swallow-incubate.com

 

◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社スワローインキュベート http://swallow-incubate.com/ / 9月15日発表・同社プレスリリースより転載)