ニュース
社会 教育・オピニオン
掲載日:2016/05/17

受験者の7割以上の所属企業が支援~HTML5プロフェッショナル認定資格の取得支援企業が増加:エルピーアイジャパン

ITプロフェッショナル認定機関として「HTML5プロフェッショナル認定試験」などを実施する 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(以下:LPI-Japan、東京都港区、理事長 成井 弦)は、HTML5プロフェッショナル認定資格の企業の取得支援状況を公表しました。

 

HTML5は「ワンソース・マルチユース・マルチデバイス」の特徴があることから、Webだけでなく基幹系業務システム、スマートフォン、自動車など、多種多様な用途における活用の拡大により、WebデザイナーやITエンジニアなどに必要な技術として注目が高まっています。

 

<表1:企業支援制度の種類/内容と受験者の数>
2016年3月末時点で所属企業が判明する受験者1,187名を対象。
アンケート取得方法:テストセンターでの受験後アンケート

●企業支援あり
・企業支援制度の内容:合格すると一時金または昇給/実績数:475人/割合:40%
・合否にかかわらず受験料補助/実績数:367人/割合:31%

●企業支援なし
・全額自己負担/実績数:345人/割合:29%

 

2016年3月末時点で、7割以上の受験者が所属企業より支援を受けています。また、同試験の受験者の所属企業では、受験および認定取得を奨励するために、受験料の補助や合格者に対する報奨や奨励金などを提供する企業が前年度に比較して約100社増加しています。

このような動向により、「HTML5プロフェッショナル認定試験」の受験を推奨する企業が増加している傾向が明らかになりました。また、JBCC株式会社様、NTTソフトウェア株式会社様、株式会社アウトソーシングテクノロジー様、株式会社ネオジャパン様、面白法人カヤック様、テンプスタッフ・テクノロジー株式会社様、などの多数の企業が同試験を取得することを目標として、HTML5技術者の育成に取り組んでいます。他にも新日鉄住金ソリューションズ株式会社様などが本資格を応援しています。

 

<表2:支援策の代表例>
社名/支援タイプ/コメント(抜粋)

●JBCC株式会社様/受験料補助・研修制度/
受験費用の補助と共に、社内研修の開催、受験希望者へのテキストの貸出等を行っている。

●NTTソフトウェア様/受験料補助/
資格の取得を推奨し、受験に関する支援策を展開している。

●面白法人カヤック様/採用時の書類選考免除/
ベーシックなスキルを確認する方法として優れていると判断している。

 

LPI-Japanは、2014年1月よりLevel1、2014年9月よりLevel2を実施しています。同試験はアイティメディアが2015年9月~11月に実施した@ITスキル調査において、「今後取得したいベンダーニュートラル資格」で、「HTML5プロフェッショナル認定試験」が「24.2%」で1位を獲得しました。この結果にはITエンジニアやWebエンジニアからの注目の高さが明確に現れています。

また、本年3月9日に開催した、基幹系システムにおけるHTML5の採用をテーマにした「HTML5 ビジネスサミット 2016」では、基幹系ITシステムに関わる方が多数参加され、予想を上回る盛況なセミナーとなりました。
今後もLPI-Japanでは、本年5月29日開催のHTML5プロフェッショナル認定試験対応技術解説セミナーなど、HTML5をテーマにしたセミナーを積極的に実施して参ります。

さらに、19団体の「LPI-Japan HTML5アカデミック認定校」では、HTML5プロフェッショナル認定資格の取得に対応する教育サービスを実施しています。

LPI-Japanは、取得支援企業を増やすことにより企業人の受験者を増やすと共に、アカデミック認定校制度も拡大し、「HTML5 プロフェッショナル認定試験」の普及を通じて市場ニーズに対応した人材育成を推進していきます。また、LPI-Japanでは向こう3年間で2万人の受験者数を見込んでいます。

 

<本リリースのお問い合わせ先>
LPI-Japan 事務局 担当:有留 / 小西 / 開沼
TEL :03-3568-4482、FAX: 03-3568-4483 / E-mail:press@lpi.or.jp

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(特定非営利活動法人エルピーアイジャパン http://www.lpi.or.jp/ /5月16日発表・同社プレスリリースより転載)