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掲載日:2006/05/09

企業内DTPデザイナー派遣事業をスタート
デジタルスケープがVPJと業務提携

デジタルクリエイターとITエンジニアに特化した人材派遣・紹介業を展開するデジタルスケープ(東京都渋谷区、藤川幸廣・代表取締役社長)は、今期より新たにDTPデザイナーの派遣事業を開始しました。またそれに伴い、同社はビジュアル・プロセッシング・ジャパン(以下VPJ、東京都渋谷区、代表取締役:三村博明、URL: http://www.vpj.co.jp/ )との業務提携を致しましたのでお知らせいたします。

【 市場の動向 】
現在、印刷物制作においてはソフトウェア性能の向上とインフラの充実によって “印刷工程におけるフルデジタルフロー化”の導入が進んできております。DTPという職種自体はすでに長い歴史を持っておりますが、フルデジタル化の流れの中で、DMやカタログなどを少ないロットで必要とする企業においては、コスト削減を目的に自社制作を行う企業も多くなり“印刷はすべて外注する”というこれまでの常識が崩れつつあります。加えて、自社内において制作を行うことで制作物の権利確保ができることや制作工程のスピード向上、Webサイトとのコンテンツの共有といったメリットが見込まれることから企業内にDTPデザイナーを常駐させる需要が増加しております。

このように企業内での自主制作化の流れの中で核となるのが、デジタル資産の管理ができる「DAM(デジタルアセットマネジメント)」(注1)の概念であり、一つのデジタル資産を印刷に限らずWebや映像などの様々なメディアに展開が可能となるクロスメディア化であります。

【 目的 】
同社は、DTP派遣事業に参入するにあたり、既にDTP市場においてDAMの概念で構成したシステム「DTP Turbo Server(DTS)」(注2)を約300台販売した実績があるVPJとの業務提携により、システムのハード面、人材のソフト面の両方を供給する体制を構築することが可能になりました。さらにVPJとのコラボレーションにより、将来的には印刷やWEBなどの垣根なく、1つのデータを多様なメディアに横展開ができるデジタルコンテンツのクロスメディア化への発展に貢献してまいります。

(注1)デジタルアセットマネジメント
印刷業界などにおいて、デジタル化された写真や映像素材を「資産」として管理し、活用するためのデジタル資産管理システムのこと。

(注2)DTP Turbo Server
カタログ、チラシ、出版、広告、パッケージなどの制作において、デジタル資源のサーバへの一括管理によって、ネットワークでつながれている場所ならどこからでも進捗管理や確認工程など、社内のワークフローとからめながら情報共有し、生産フローの向上を実現するシステム。

■ 本資料のPDFダウンロードはこちら http://www.dsp.co.jp/ir/press/
■ 同社IRページはこちら http://www.dsp.co.jp/ir


(デジタルスケープ http://www.dsp.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・5月9日)