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掲載日:2015/04/10

ビズリーチ、東北まちづくりと復興事業の人材公募に全面協力
~岩手県大船渡市 椿の里づくり戦略コーディネーター
被災自治体での復興事業のディレクターほか~

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:南 壮一郎)が運営する管理職・グローバル人材に特化した会員制転職サイト「ビズリーチ」は、東北まちづくりと、復興事業の人材公募に全面協力します。公募するのは、RCF復興支援チーム日本財団「WORK FOR 東北」の案件で、岩手県大船渡市の椿の里づくり戦略コーディネーターなどのポジションを2015年4月9日から5月6日までビズリーチの特設サイト上で募集します。

 

■岩手県大船渡市の「椿の里づくり戦略コーディネーター」について
岩手県大船渡市はヤブツバキが自生する太平洋沿岸の北限地域であり、古くから暮らしの中で椿の実を絞った椿油が利用されてきました。今回、大船渡市の市の花ともなっているこの「椿」の利活用を一層進め、「椿」を軸としたコミュニティの再構築などのまちづくりを推進するビジネスプロフェッショナルを現地コーディネーターとして募集します。
気仙地域の大船渡市・陸前高田市では、株式会社資生堂の商標が「花椿」であるというご縁から、資生堂も復興支援活動に携わっており、今回の人材募集においても応援をいただいています。この地域ではほかにも椿を活用してまちを盛り上げようとする多くの団体があり、着任後は地域住民や現地事業者、NPO、資生堂、行政等の関係者とともに、まちづくりを進めていくことになります。

 

■ビズリーチ会員の80%が「社会を変革するためにソーシャルビジネス業界で働くことに興味あり」(※)
会員制転職サイト「ビズリーチ」の登録会員に行ったアンケートによると、80%が「社会を変革するためにNPOなどのソーシャルビジネス業界で働くことに興味がある」と回答しており、社会貢献に協力する意識の高さや地方創生への興味の高さがうかがえます。

 

■一般社団法人RCF復興支援チーム 代表理事 藤沢 烈 氏 コメント
「2011年、私たちは、東北沖で発生した地震による未曽有の大災害を経験しました。あれから4年、今、東北で起きているのは、未来の日本社会をつくる動きです。少子高齢化・労働人口の減少が進む日本において、地方創生は大きな課題であり、東北はまさにその課題先端地域です。一次産業に付加価値を与えて少人数でも仕事ができる仕組みや、東北でつくったものを世界で売る仕組みを整えるなど、試行錯誤しながら未来の社会をつくっています。私たちRCFのミッションは、そうした東北の各地域と都市、行政と企業をつなげ、コーディネートすることです。山積みの課題やニーズに対して、それを解決に導く、「若きビジネスプロフェッショナル」が圧倒的に足りません。
社会基点で物事をとらえて新しいビジネスを生み出し、働き方やビジネス、行政を変え、これからの日本社会をつくっていく、そんなキャリア価値の高い「復興コーディネーター」人材をビズリーチで公募します。若きビジネスプロフェッショナルにとって、プロジェクトに関わったという貴重な経験と特別なキャリアは、今後の キャリアアップに十分活かせると考えます」

 

■「新しい東北をつくる」復興コーディネーター・ディレクター人材公募 概要
・募集期間:2015年4月9日~2015年5月6日
・応募方法:ビズリーチサイトから応募
募集特設ページ
・参画団体・プロジェクトの募集要項:下記をご覧ください

 

■大船渡市「平成27年度大船渡市椿利活用推進業務」
(募集団体:一般社団法人RCF復興支援チーム)
役職・部署名:椿利活用推進支援員 (椿の里づくり戦略コーディネーター)
業務内容:
・椿利活用における関係者(自治体、現地事業者、地域住民、NPO 等)の現状調査
・椿利活用関係者との座組み形成
・上記座組みでの椿利活用計画立案(3年計画)
・椿利活用上の生産、流通、消費等の実行サポート
・椿利活用のための市内外に向けたイベント企画、実施
・委託者、受託者、復興支援員等がメンバーとなる全体連絡会議への参加
・その他、椿利活用推進に関する必要業務
勤務地:岩手県大船渡市

 

■一般社団法人RCF復興支援チーム
役職・部署名:
社会事業コーディネーター(産業支援・コミュニティ支援・人材支援)
業務内容:
・行政・企業等への復興支援を中心に地域課題解決に関するコンサルティング、および支援企画の提案
・現地の自治体や学校、事業者、NPOにヒアリングし、課題やニーズを把握
・プロジェクト企画業務(企画書の作成・提案、調査、被災地での折衝等)
・プロジェクト企画の実行(地元市町村・企業・学校・NPOとの連絡・調整、情報発信、報告等)
・その他各種資料作成およびマネジメント等
勤務地:東京都

 

■被災市町村(日本財団「WORK FOR 東北」)
役職・部署名:
被災地の産業再生・地域活性化を担う「復興事業ディレクター」
業務内容:各被災自治体で求められている産業再生、まちづくり、人材育成などの復興支援業務を担っていただきます。現地において公務員などの立場で業務をご担当いただきます。
勤務地:被災3県(岩手県・宮城県・福島県)の市町村

 

【※参考:ビズリーチ会員アンケート結果】
■80%が「社会を変革するためにNPOなどのソーシャルビジネス業界で働くことに興味あり」

Q:日本社会や世界を変革するためにNPOなどのソーシャルビジネス業界で働くことに興味はありますか。
はい 80%
いいえ 20%

■61%が「やりがいがあれば、前職より年収が下がっても構わない」
Q:転職してやりがいのある仕事ができるなら、前職より年収が下がっても構わないと考えていますか。
はい 61%
いいえ 39%

[調査概要]
・実施期間:2014年9月1日~9月8日
・対象:ビズリーチ会員のビジネスパーソン:1,660名
・年齢:20代:3% 30代:19% 40代:40% 50代:31% 60代以上:7%
・男女比:男性:85% 女性:15%
・平均年収:1,066万円

 

RCF復興支援チームについて 
RCF復興支援チームは、2011年9月にマッキンゼー出身の藤沢烈が設立。震災復興に向けて、事業立案・関係者間の調整等を担う「復興コーディネーター」として活動。専任スタッフは約60名。

 

日本財団「WORK FOR 東北」について 
日本財団「WORK FOR 東北」は、被災地が必要とする人材を、主に被災地の外から現地に送り込むことを目的としたプロジェクトです(復興庁との協働事業)。官と民間企業、そして個人の能力をマッチングさせることで、東北の復興を支援し、より強く、柔軟な地域をつくることを目指しています。2013 年 10 月の事業開始から、50名以上の民間出身の方の被災地への就業をサポートしてきました。

 

◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社ビズリーチ http://www.bizreach.co.jp/ /4月9日発表・同社プレスリリースより転載)