株式会社インテリジェンス（本社：東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員：高橋広敏）が運営する転職サービス「DODA（デューダ）」は、2015年2月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。

※転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者（転職希望者）1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。<算出式：転職求人倍率＝求人数（採用予定人員）÷転職希望者数>

■ 2015年2月の概況

2015年2月の求人倍率は前月から増減なく1.18倍でした。求人数は前年比+24.9％、前月比+4.3％、転職希望者数は前年比+26.4％、前月比＋4.6％。求人数、転職希望者数ともに増加し、求人倍率は横ばいとなりました。
業種別では「IT／通信」が（2.58倍）で最も高く、「メディカル」（1.72倍）、「サービス」（1.37倍）と続きます。職種別では、「技術系（IT／通信）」（3.07倍）が最も高く、次いで「専門職」（2.19倍）、「技術系（土木）」（2.11倍）となりました。「技術系（IT／通信）」は昨年12月に続き、3倍を超えました。

■ 解説 ～ 転職希望者数、求人数ともに2カ月連続最高値を更新

2月は転職希望者数、求人数ともに2008年1月の調査開始以来最高値を更新しました。求人数は、来年度の採用に向けた募集が増えており、新規求人数（当月から募集を開始した求人）が前月比＋32.7％と大幅に増加。一方、転職希望者数は、新規転職希望者（当月から新たに転職活動を開始した人）が、前月比＋3.0％と微増ではあるものの、前月に続き最高値を更新しました。IT業界の慢性的なエンジニア不足を受け、職種別の「技術系（IT／通信）」（3.07倍）は、3倍を超える高い水準となりました。4月入社に向け、転職希望者数が増加してもなお、求人数の伸び幅が上回り、売り手市場が続いています。
3月以降の転職市場は、求人数、転職希望者数ともに2月ほどではないものの、緩やかな上昇が続くと予測しています。企業の採用意欲は、4月以降も大きな変化なく、特に即戦力となる人材の採用ニーズは継続する見込みです。例年、5月の連休以降は転職希望者数がもう一段増える傾向にあるため、転職市場の活況はさらに進行するでしょう。(DODA編集長 木下 学)

※ DODAサイトでご覧いただける「DODA転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。
※ 調査は2008年より行っております。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報部までお問い合わせください。

本件に関するお問い合わせ先
株式会社インテリジェンス
広報へのお問い合わせ
 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

（株式会社インテリジェンス　http://www.inte.co.jp/   3月16日発表・同社プレスリリースより転載)