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掲載日:2014/11/25

転職サービス「DODA(デューダ)」調べ
2014年10月 転職求人倍率 1.20倍
求人数は過去最高を更新も、転職希望者数は減少傾向に

株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2014年10月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
 

■ 2014年10月の概況

2014年10月の求人倍率は前月から+0.03ptの1.20倍でした。求人数は前年比+22.5%、前月比+2.0%、転職希望者数は前年比+29.9%、前月比-0.5%。求人数が転職希望者数の伸びを大きく上回り、求人倍率は5カ月ぶりに1.20倍に達しました。

業種別では「IT/通信」(2.50倍)の求人倍率が最も高く、次いで「メディカル」(1.98倍)、「サービス」(1.41倍)と続きます。職種別では、「技術系(IT/通信)」(2.82倍)が最も高く、次いで「技術系(メディカル)」(2.19倍)、「専門職」(2.07倍)となっています。
 

■ 解説 ~ 5カ月ぶりの転職希望者減少を受け、求人倍率が上昇

10月は、転職希望者数が減少に転じた一方、求人数が過去最多を更新しました。来春入社を想定した求人が増加しており、IT、メーカーなどを中心に、新たな募集が始まっています。
景況感の回復や転職市場の活況を受け、昨年1月頃から転職希望者数が急増。背景には、「今すぐではなくとも、いいところがあれば転職したい」と考え、登録をする人が増加したことがあります。そのため、気になる求人があって登録したものの、そのまま活動を中断したり、終了したりする登録者も多く、転職希望者数の減少につながっています。しかし引き続き求人は好調なため、転職希望者には希望を叶えるチャンスが広がっていると言えそうです。(DODA編集長 木下 学)
 

※DODAサイトでご覧いただける「DODA転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。
※2013年11月より、業種・職種の見直しを一部行っております。
※調査は2008年より行っております。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報部までお問い合わせください。


◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ / 11月17日発表・同社プレスリリースより転載)