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掲載日:2014/11/07

オープンデータを活用したビジネス創出を支援します!
~「Knowledge Connector(β版)」の公開~(経済産業省)

経済産業省は、一般社団法人リンクデータの協力のもと、オープンデータを活用したビジネス創出のためのマッチング支援サイト「Knowledge Connector ( β 版) 」(http://idea.linkdata.org/)を構築し、公開します。
「Knowledge Connector(β版)」は、全国的に行われているオープンデータを活用したイベントの成果等を集約し、一元的に検索を可能にするとともに、アイディアやアプリを創出した人材とビジネスパートナーとのマッチングを支援するためのサイトです。
 

1.Knowledge Connector(β版)の公開

昨今、全国的にもオープンデータの動きが広がりつつあり、民間企業・団体や自治体等において、オープンデータを活用したアイディアソン(※1)やハッカソン(※2)等のイベントが活発に行われているところです。一方で、それらのイベントの成果は集約されておらず、毎回ゼロスタートからの議論が行われること も頻繁にあり、効果的・継続的なアイディア出しやアプリ作成が難しい状態にあります。また、創出されたアイディアやアプリがビジネスとして成立するまでには至っておらず、アイディアやアプリを創出した人材とビジネス化を支援する人材とのマッチングが求められています。そこで、この度、全国的に行われているオープンデータを活用したイベントの成果を集約し、一元的な検索を可能にするとともに、アイディアやアプリを創出した人材とビジネスパートナーとのマッチングを支援する「Knowledge Connector(β版)」を構築し、公開します。この取組により、オープンデータの活用によるイノベーションの創出を促し、我が国全体の経済活性化を図っていきます。
(※1)アイディアソンとは、アイディア(Idea)とマラソン(Marathon) を合わせた造語で、特定のテーマについてグループで議論して、「アイディア」をまとめていく形式のイベント。
(※2)ハッカソン(Hackathon)」とは、ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を合わせた造語で、特定のテーマに対し、グループ内で技術やアイディアを持ち寄り、サービスやアプリケーションを開発するイベント。
 

2.「Knowledge Connector(β版)」の主な機能

①アイディア・アプリ情報登録/検索機能
過去に実施されたイベント等で創出されたアイディア・アプリの情報を登録し、検索する機能です。この機能を活用して、効果的・継続的なアイディア出しやアプリ作成を行うことができます。
②利用者登録/コンタクト機能
ビジネスしたい人や課題を解決したい人、支援できる人(アプリ開発者、投資家等)などの利用者のプロフィールや、ビジネス化に向けたアイディア・課題等を 登録し、利用者同士でのコンタクトを可能とする機能です。この機能により、アイディアやアプリを創出した人材とビジネス化を支援する人材とのマッチングが可能となります。マッチングを支援する目利きとなる人材が、積極的に適切な人材を紹介する役割を担います。
③先行事例の発信
国内外の先進的な取組、成功事例を紹介する機能です。
④支援情報の提供
オープンデータのビジネスを支援する政策や補助金の情報を提供する機能です。
<Knowledge Connector(β版)画面イメージ>
 

担当
商務情報政策局情報政策課情報プロジェクト室

公表日
平成26年11月7日(金)

発表資料
オープンデータを活用したビジネス創出を支援します!~「Knowledge Connector(β版)」の公開~(PDF形式:390KB)

関連リンク
Knowledge Connector(β版)

 


◆ 詳しくはこちらをご覧ください。

(経済産業省 http://www.meti.go.jp/ 11月7日発表・報道発表より転載)