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掲載日:2013/09/18

インテリジェンス、転職サービス「DODA(デューダ)」調べ
2013年8月 転職求人倍率 1.30倍
~求人数3ヵ月連続で過去最多更新 東京五輪開催決定で今後も人材需要は堅調~

株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2013年8月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。

転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>


■ 2013年8月の概況
2013年8月の求人倍率は、前月から+0.06ポイントの1.30倍。求人数は前月比+2.9%、前年比+24.3%となり、3カ月連続で調査開始以来の最多記録を更新しています。転職希望者数は前月比-2.2%と減少しています。例年、お盆休みの影響で8月は転職希望者が減少しますが、8月後半は増加傾向にあり、前年比では+32.7%と高い水準を維持しています。

業種別では「メディカル」(2.42倍、前年比-0.03)の求人倍率が最も高く、「IT/通信」(2.20倍、前年比-0.10)、「サービス」(1.66倍、前年比+0.16)と続きます。職種別では「技術系(IT/通信)」の2.43倍(前年比-0.15)に次いで、「技術系(建築/土木)」(2.18倍、前年比+0.16)、「技術系(電機/機械)」(1.87倍、前年比-0.36)となっています。

10月入社に向けて企業の採用活動が活発化し、9業種中7業種で前月よりも求人数が増加しています。MR(医療情報担当者)のニーズが高い「メディカル」(前月比+5.3%)のほか、「IT/通信」(前月比+3.6%)でも、企業の大型のIT投資の増加を背景に、大手SIerやIT系コンサルティングファームのエンジニアなどの採用が活況です。職種別では、「営業系」のニーズが引き続き高く、それに付随して営業のサポートをする「事務・アシスタント系」の募集が前月比+8.4%と大幅に増加しています。

なお、2020年の東京五輪の開催が決まったことで、インフラ整備に関連する建設業界のほか、ホテル、飲食店などのサービス業、スポーツ用品メーカー、広告会社などでも人材需要の拡大が見込まれます。早々に人材獲得に動き始める企業もあると考えられ、今後も転職者希望者のチャンスが広がる状況が続くと見込まれます。

※DODAサイトでご覧いただける「DODA転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。

※調査は2008年より行っております。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報部までお問い合わせください。


◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /9月17日発表・同社プレスリリースより転載)