グローバルに総合人材サービスを展開するアデコグループの日本法人アデコ（東京都港区、上里正明・社長）はこのたび、CSRと社会貢献活動の一環としてプロ、アマを問わず各スポーツ団体で現役活躍中または競技生活を引退したアスリートに対する無料のキャリアカウンセリング『アスリートキャリアプログラム』を開始しました。

企業スポーツ団体の運営が困難になりつつある今、アスリートを取り巻く環境は厳しさを増しており、多くが引退後のキャリアに対し不安を抱えています。同社はアスリートの皆さんが新たな分野で活躍する第一歩をお手伝いするために、同社の180人におよぶCDA（キャリア・デベロップメント・アドバイザー※）によるキャリアカウンセリングを提供します。CDAは、通常のカウンセリングの他に、アスリート向けに作成されたプログラムを活用したカウンセリングやコーチングも行います。キャリアカウンセリング後、希望する方にはお仕事の紹介もいたします。

同社のアスリートキャリアプログラムは1999年にスペインで試験的に開始され、それ以来イタリア、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、フランス、フィンランドで実施しており、現時点で約900人におよぶアスリートの現役引退後のキャリア形成をサポートした実績があります。

同社ではアスリートに対するキャリアカウンセリングをグローバル規模の社会貢献プロジェクトとして取り組み、2005年2月にIOC（国際オリンピック委員会）と正式なパートナーシップ契約を締結しました。アデコがグローバル規模で行っているアスリートキャリアプログラムのノウハウを日本でも活かし、今後日本人アスリートが新しい分野で活躍するためのサポートを行ってまいります。

※厚生労働省キャリアコンサルタント・能力評価試験に指定されたCDA資格試験に合格し、JAD(社団法人全国産業開発団体連合会)によって承認された資格を取得したキャリアカウンセラー。