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掲載日:2011/05/26

「もしも明日オフィスが使えなくなってしまったら…?」
サーブコープのサービスオフィス・バーチャルオフィスを活用したリスク分散

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により被災されました方々、そのご家族、ご関係者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

この度の震災発生直後、サーブコープジャパンは大阪、名古屋、福岡各拠点にて短期的および長期的に入居できるオフィススペースへの需要が高まり、サービスオフィスへの問い合わせが殺到するという事態に直面致しました。原発危機問題が悪化する中で、多くの企業ではビジネスオペレーションの維持を確実にするべく、社員を他都市へ移動させる動きがありました。結果として、多くのメディアにて震災後の外資系企業を中心としたビジネス拠点の移動について報道され、サーブコープのオフィスもテレビや新聞等で何度も取り上げられました。

サーブコープでは、日頃より常にお客様へのサービスの一部として緊急対策プランを提案して参りましたが、東京から西日本・南日本への脱出現象を引き起した3 月11 日の震災のような国家規模の災害は経験したことがありませんでした。サーブコープにとって、この度の事態は、今後新たに発生し得る震災、津波、原発危機、停電などに備えて、ビジネスを守るためにリスクを分散したいと考える企業様のお手伝いをさせて頂く機会となりました。

日本はこのような災害に見舞われやすい環境ですが、サーブコープのサービスオフィス・バーチャルオフィスは、本当の意味でのリスク分散のソリューションをご提供し、お客様に安心して日本でのビジネス運営を継続して頂く一助となれると考えています。

 
この度の東北地方太平洋沖地震の経験を踏まえ、震災、火災、停電などが発生した場合、企業への弊害として以下のようなことが挙げられます。

1.) オフィスの電話回線やインターネットが使えず、本社や取引先との連絡を取ることができない。

2.) オフィスが被災または閉鎖され、仕事をするスペースが確保できない。

3.) 計画停電や節電対策にあたり企業としての責任を果たすため、オフィス機能の一部移転または分散することによって使用電力を削減する必要性がある、等。


サーブコープの緊急対策プランでは、普段のビジネス拠点とは別都市にて契約しておくことにより、災害発生後24時間以内にバックアップオフィス、IT・通信ソリューションを含むすべてのサービスをご用意し、さらに初期費用を節約することができるため、災害時にビジネスオペレーションを中断せざるを得ない状況下で発生しうる、計り知れないビジネスへの損失を最小限に抑えることができます。このプランは月単位でご提供しており、長期固定契約の義務はございません。サーブコープは柔軟な契約期間でオフィスをご提供することで、災害が発生した際の一時的なオフィススペースのご要望にも、また中長期的なリスク分散を考慮した日頃の対策として複数拠点でのビジネス展開をお考えの場合にも、お客様のニーズにきめ細かくお応え致します。

世界22カ国125拠点以上でサービスオフィス・バーチャルオフィスを展開するサーブコープでは、これまでに世界中の拠点で遭遇した様々な災害被害に対応して参りました。一部エリアの電話回線に障害が発生した場合でも、サーブコープ独自のIPグローバルネットワークを介してインターネット経由で電話を別の国内拠点、もしくは海外拠点に転送し対応することが可能です。

この度の東北地方太平洋沖地震発生直後においては、東京でも通信障害に悩まされた企業も多くあった中、サーブコープ拠点の電話回線は即時復旧し完全稼動しておりました。サーブコープの大阪オフィス(ヒルトンプラザウエストオフィスタワー、江戸堀センタービル、心斎橋プラザビル新館)名古屋オフィス(ルーセントタワー、日興證券ビル)、そして福岡オフィス(天神フコク生命ビル、NOF 博多駅前ビル)では、震災後に移転されてきた企業も多く入居され、即日オペレーションを再開されました。オーストラリア クイーンズランド州の洪水発生時には、弊社ブリスベン拠点を一時閉鎖せざるを得ない事態となりましたが、ブリスベン拠点のお客様宛てにかかってきた電話を、全てメルボルン拠点へ迂回させ、滞りなく電話対応に当たりました。中国四川省の震災発生時は、成都の電話システムを香港経由で稼動させ、成都で稼動していた唯一の電話システムとなりました。バーレーンでの暴動発生時も、バーレーン拠点のお客様宛てにかかってきた電話をドバイ拠点にて対応し、移動中のお客様には携帯電話に転送致しました。

サーブコープのサービスオフィス・バーチャルオフィスは、日本国内の東京、横浜、名古屋、大阪、福岡のほか、世界22ヶ国にて125拠点以上を展開しており、一貫したIT技術への投資のもと、非常事態にも強いIT・コミュニケーション環境を実現しております。あらゆる災害を想定した短期的・長期的リスクマネジメントをお考えの方は、是非サーブコープに直接ご相談ください。


【 サーブコープについて 】
サーブコープは世界最高水準のレンタルオフィスとバーチャルオフィスを提供しています。1978 年にオーストラリア・シドニーにて創業し、現在シドニーのチフリータワー、東京の丸ノ内トラストタワー、ドバイのエミレーツタワー、パリのルイ・ヴィトンビル、ニューヨークの1330アベニュー オブ アメリカズなどを含む、オーストラリア・ニュージーランド・日本・イギリス・アメリカ・中国・東南アジア・インド・ヨーロッパ・中東の主要都市に広がるグローバルなオフィスネットワークを運営しています。サーブコープのオフィスとITソリューションは、あらゆる規模の企業に、通常のオフィスで発生する諸費用なしにIT・コミュニケーションインフラおよび多国籍組織ならではのサポート付のビジネスを実現します。

サーブコープのサービスオフィスは、ビジネス一等地のオフィスビル内の、サーブコープスタッフにより完全管理されたオフィススペースです。各拠点の専任受付、世界中に広がる会議室ネットワーク、秘書サポート、さらにサーブコープのサービスやビジネスツールへオンラインでアクセスできるシステムなど、ビジネスに必要な環境が全て整っています。サーブコープのバーチャルオフィスでは、オフィスを持たずに、自宅や他の場所にいながらにして、ビジネスに必要な施設やサービスを利用することができます。

◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。


サーブコープジャパン株式会社 http://www.servcorp.co.jp/ /5月23日発表・同社プレスリリースより転載