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掲載日:2011/01/27

ヘッドハンティングに見る日本企業の海外進出(参考:海外企業からの依頼案件)
~サーチファーム・ジャパン調べ~

サーチファーム・ジャパン株式会社(エグゼクティブサーチ事業、本社:東京都千代田区麹町)では、2009・2010年における日本企業の海外進出に伴う案件(問合せを含む)について、調査・情報収集を実施いたしました。弊社における2010年の日本企業の海外進出に伴うサーチ案件数は、2009年に比べ急増。進出先(国)、企業の経営規模案件傾向など様々な角度から分析し、海外企業からの案件傾向と併せ、以下の通り案内いたします。

【1】 日本企業の進出先(国)
2009年における日本企業の海外進出先は、中国・ベトナム・その他東南アジアが大半を占めていたが、2010年はそれ以外(欧米等)の国への進出案件が増加した。2010年の中国・ベトナムへの進出案件は、2009年に比べ2倍となった。

【2】 進出企業の業種分類
2009年は製造業が8割近くを占めたが、2010年は製造業が43%、それ以外の業種で約半数を構成し、内訳は、卸売業・小売業18%,情報通信業12%の順に、建設業、生活関連サービス業、運輸業など幅広い業種からの依頼が増加した。

【3】 進出企業の経営規模について
2009年は、資本金が1億~10億未満、555~999人未満の企業が60%を占めたが、2010年は資本金および従業員数ともに、比較的規模の大きな企業からの案件が増加し、資本金50億以上、従業員1000人以上の企業が約半数を占めた。その内訳を業種別に見ると、6割が製造業、続いて金融業、建設業の順。

【4】 サーチ案件の傾向について 【2010年】
職位は、部長・本部長クラスが約半数。年収の250~500万円未満の 12%は、現地採用ベースの年収。年齢は国内
案件の同ポジションに比べ5歳程度低い傾向が見られた。30代の案件の一部はこちらのページをご覧下さい。

【5】 採用場所

      本社採用   現地採用
2009年   55%    45%
2010年   82%    18%

◆ 詳細は以下をご覧ください。
http://www.search-firm.co.jp/about/pressrelease/20110125.html


サーチファーム・ジャパン株式会社 http://www.search-firm.co.jp/同社プレスリリースより転載