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掲載日:2010/10/12

ガイアックス、日本生命保険相互会社に
育児休業者向けSNS内で職場復職ロールモデル紹介

ガイアックス(東京都品川区、上田祐司・代表執行役社長)は、日本生命保険相互会社(大阪府大阪市中央区、以下、日本生命)に、育児支援SNS「エアリーダイバーシティ」(以下エアリーダイバーシティ)を提供開始しましたのでお知らせいたします。

ガイアックスは今後も引き続き、「エアリーダイバーシティ」を通じて、仕事と育児の両立支援、男性を含めた育児休業取得とスムーズな復帰支援を推進してまいります。

■ コミュニケーションと情報提供を通じて、育児とキャリアへの不安を解消
日本生命は育児休業からのスムーズな職場復帰の支援を目的に、2010年6月より内勤職員の育児休業者を対象にエアリーダイバーシティの運用を開始いたしました。

同サイトでは、育児休業者同士のコミュニケーションを通じて育児の悩みを共有したり、保育園情報などの交換をしたりすることができます。アルバム機能を利用して、自分の子供の写真や家族旅行の写真をアップロードすることもできるので、育児休業期間中も同じ環境に置かれた職員同士で情報交換をすることができます。

日本生命独自の取り組みとしては、同サイト内で育児休業から復帰し、活躍している同社の職員をロールモデルとして紹介する「輝きウーマン」というコーナーがあります。仕事と子育てを両立するワーキングマザーのみならず、男性でワーク・ライフバランスを実践している職員や育児に積極的に取り組むイクメン職員のインタビューなども掲載しています。

■ SaaS型育児支援SNS「エアリーダイバーシティ」とは
「エアリーダイバーシティ」は、限られたメンバーのみでコミュニケーションのとれる育児休業者・ワーキングマザーフォローに最適なソリューションを提供するSaaS 型SNSです。

育児休業者やワーキングマザー、人事担当者、社員それぞれが自分専用のマイページを持ち、プロフィール・日記・コミュニティへの参加や作成、コメントの書込みなどができ、非常にコミュニケーションが活性化しやすく、柔軟に活用できるのが特長です。また、無料でご利用いただけるビジネスマナーや、100以上の専門的な内容を学習できるeラーニングを実装し、内定期間の効率的な学習にも効果を発揮いたします。

■ SaaS型育児支援SNS「エアリーダイバーシティ」普及の背景
(1) 長期化する育児休業期間のフォローにSNSを活用

育児休業期間は、企業の働く女性への支援制度の充実とともに、近年長期化する傾向にあります。2009年の育児・介護休業法の改正では、女性の復職の障害になっている深刻な保育園不足や、待機児童数の増加を鑑み、育児休業期間の延長が認められました。企業も次世代育成支援の推進や、くるみんマークの取得に向け支援制度の拡充を図り、育児休業期間の延長を行ったり、最長6年間の育児休業を取得できるようにしたりしています。

(2) 不足する職場情報により、増加する復職ブルー
育児休業期間の長期化が進み、休職後、復職を望む女性が増えています。特に長引く不況により、経済的な側面から働き続ける必要性も高まっています。しかし育児休業期間を長期化したものの、問題になっているのが育児休業者の復職ブルーです。育児休業期間が長期化すればするほど、社内の変化についていけず、復職に不安を覚える社員は増加傾向にありますが、個人情報保護やセキュリティの観点から、職場外からの社内情報へのアクセスを禁止している企業も多く、容易でないことも原因のひとつとして挙げられています。

(3) SNSでのコミュニケーションや情報交換で復職ブルー対策
復職ブルーを解決する施策として、企業では休業者同士のヨコのネットワークづくりや、先輩育児休業経験者とのタテのネットワークづくりに注力しています。導入企業では、先輩休業者にSNS上で相談できるように努めたり、拡充した支援制度の告知をしたりするのにSNSを活用されています。また、SNSは他の育児休業者や休業経験者との情報交換や相談を通じて、育児休業者の不安、復職ブルーを解消するのにも役立っています。

リリース文及び画像はこちらをご覧下さい。

関連URL
SaaS型企業向けSNS 「エアリー」 
内定者・新入社員フォローSNS 「エアリーフレッシャーズ」
育児休業者向けSNS「エアリーダイバーシティ」
社内SNS「エアリーオフィス」

ガイアックス http://www.gaiax.co.jp/jp/ /同社プレスリリースより抜粋・10月12日