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掲載日:2020/02/20

「2020年1月度 アルバイト・パート平均時給レポート」を発表

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、アルバイト募集時の平均時給データ(2020年1月度)を初めて発表しました。本調査は、アルバイト・パート求人情報サイト『マイナビバイト』に掲載された求人広告データを集計したものです。


【TOPICS】
<全国>
◆1月の全国平均時給は1,114円(前月比:+8円、前年同月比:+54円)

◆各都道府県別の平均時給と最低賃金差が最も大きい都道府県は「熊本県」で、最低賃金より231円高い1,021円であった。次いで「東京都(対最低賃金+229円)」「奈良県(対最低賃金+224円)」)

◆職種別平均時給では、高時給のキャッシュレス決済に関連する求人数の増加により「営業」が前月比で最も伸び、1,394円(前月1,250円、+144円)となった

<関東>
◆平均時給は1,181円(前月比+2円、前年同月比+44円)と2019年9月から4ヶ月連続増加となった。前年同月比は「クリエイティブ・編集」の給与増加率が7%で、1,229円と最も高い結果に

 

【全国調査概要】
1月の全国平均時給は1,114円(前月1,106円、前年同月1,060円)だった。前月より8円(+0.7%)増え、前年同月比では+54円(+5.1%)となった。平均時給と最低賃金差が最も大きい都道府県は「熊本県」で、最低賃金より231円高い1,021円で、次いで「東京都(対最低賃金+229円)」「奈良県(対最低賃金+224円)」)となった。
熊本県は2016年4月の熊本地震以降、企業の誘致数(※)が一時減少したが、2018年度には過去最多となり、熊本県の平均時給を引き上げた一要因と考えられる。求人の募集内容をみると、コールセンターやデータ入力を含む「オフィスワーク」や「ヘルパー・介護」に関わる人材需要が増加傾向にあった。

また、職種別の前月比では16職種(大分類)中、9職種増加した。そのなかでも「営業」が最も高く11.5%増え1,394円(前月1,250円、+144円)。一方、前月比が最も低下した業種は「レジャー・アミューズメント」で-1.7%の1,172円(前月1,192円、-20円)となった。前年同月比では16業種すべて増加もしくは現状維持となり、「クリエイティブ・編集」の前年同月比が最も高く28.3%増加で1,178円(前年同月918円、+260円)、次いで「営業」は13.5%増加の1,394円(前年同月1,228円、+166円)、「工場・倉庫・建築・土木」は12.1%増加の1,167円(前年同月1,041円、+126円)で、3業種が2桁増だった。
2月以降は、学生の卒業に向けた人員の入れ替えも多く、特に「飲食・フード」「販売・接客・サービス」領域において人材需要の高まりが予測される。

※地域が地場産業の復興を目的とし、企業を誘致すること
※出典:熊本県 商工観光労働部 企業立地課

 

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(株式会社マイナビ/2月19日発表・同社プレスリリースより転載)