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掲載日:2019/07/03

2019年下半期(7月~12月)の転職市場は2年ほど続いた求人数の増加トレンドに変化の兆し。求人増加ペースが緩やかに~『転職市場予測 2019下半期』(doda):パーソルキャリア

総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービスdoda(デューダ)は、「転職市場予測 2019下半期」を発表しましたのでお知らせします。dodaサイト内で公開している記事では、2019年下半期(7月~12月)の転職市場を14の業界・職種に分けて、動向の予測と注目の職種を紹介しています。

2019年下半期(7月〜12月)の転職市場全体としては、求人数の増加ペースが緩やかになりそうです。全14分野のうち[増加]が5分野、[ほぼ変わらない]が5分野、[やや減少]が4分野と見込んでいます。


■分野によって事業会社とアウトソーサーのそれぞれに求人ニーズが分かれる
ここ2年ほど、求人数の予測は「増加」が過半数を占めていましたが、今回は「増加」「変わらない」「減少」が3分の1ずつで拮抗する状況となり、求人数の増加ペースが緩やかになるでしょう。背景として、企業は例年年末に向けて新規の人材募集を控える傾向があることや、米中貿易摩擦の影響を企業が様子見していることがあげられます。しかし、すでに過去最高水準の求人数であるため、「変わらない」と予測しているケースもあります。そのため、求人の増加ペースは緩やかになりますが、転職市場全体の求人数は現在と同水準を維持する見込みです。

2019年下半期は、特定の業界が求人を牽引するのではなく、分野によって事業会社とアウトソーサーのそれぞれに求人ニーズが分かれそうです。従来、「定型化した業務は外注し、専門的な業務は自社で行う」ことが一般的でしたが、そうした状況にも変化が見られます。「IT・通信」「法務」「企画・マーケティング」「クリエイティブ」では、外注していた業務を内製化する動きがあり、事業会社側に求人ニーズが発生しそうです。これは、企画から実行までのスピードアップを図るとともに、社内に業務の知見を蓄積することを狙いにしています。対して「営業」「人事」「経理」「事務・アシスタント」「メディカル」は、専門のアウトソーサーがサービス範囲を拡大する傾向があり、アウトソーサー側に求人ニーズが出ると想定されます。(doda編集長 大浦 征也)


※ 詳細はdodaサイトで公開中
 

<本件に関するお問い合わせ>
パーソルキャリア株式会社 広報部
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◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ /7月1日発表・同社プレスリリースより転載)