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掲載日:2019/06/18

世界屈指の強豪サッカークラブが持つ「勝利の組織文化」を知る~『FCバルセロナ 常勝の組織学』(ダミアン・ヒューズ:著、高取芳彦:訳、中竹竜二:解説)日経BP社より刊行

日経BP社は、ダミアン・ヒューズ:著、高取芳彦:訳、中竹竜二:解説『FCバルセロナ 常勝の組織学』を刊行しました。


世界屈指の強豪サッカークラブが持つ「勝利の組織文化」を知る

美しいパスサッカーと圧倒的な強さで、世界中のファンを虜にしてきたスペインのFCバルセロナ。

スポーツ心理学者で組織改善コンサルタントでもある著者は、このクラブの強さの秘密を「組織文化」の観点からひも解いた。

なぜ、バルサ(FCバルセロナの愛称)のプレーはいつの時代も変わらず美しいのか。
栄枯盛衰の激しいプロ・スポーツの世界で、なぜ勝ち続けることができるのか。
答えは、クラブのアイデンティティとして関係者全員が共有する、高い成果を継続的に生み出す文化、いわゆる「ハイパフォーマンス文化」にあった。


新旧の名将2人が時代を超えて等しく重視した「リーダーの行動原理」を学ぶ

FCバルセロナはどうやって勝利の組織文化を生み出し、どのように継承、発展してきたのか。詳細を明らかにするため、著者はバルサに変革をもたらした新旧2人のリーダーに注目した。

クラブのアイデンティティとなるビジョンを示した故ヨハン・クライフと、彼の教え子で近年最も成功している監督のひとり、ジョゼップ・グアルディオラだ。

2人の言動を選手や関係者に取材し、経営学から脳科学まで幅広い分野の学術研究と照合しながら分析した結果、共に5つの要素を重視していた。

1. 理想
2. 曲がりくねった変革の旅路
3. 反復
4. 文化の設計者
5. 本物のリーダーシップ

これらの意味と、組織のDNAに埋め込むための実践法を学べば、あなたも勝利の文化をもたらすリーダーになれるだろう。それはつまり、時代が変わっても求められる普遍的なスキルを手にすることを意味する。


■本書の概要
FCバルセロナ 常勝の組織学
著者:ダミアン・ヒューズ
訳者:高取 芳彦
日本語版解説:中竹 竜二
定価:本体1,700円+税
発行日:2019年6月10日
ISBN:978-4-8222-8972-0
ページ数:364ページ
判型:A5変
発行元:日経BP社


■目次(一部抜粋)
序章   文化の重要性~企業の組織文化、5つの類型
第1章 コミットメント型文化への招待状
第2章 理想
第3章 曲がりくねった変革の旅路:文化の道しるべ
第4章 反復の仕組みと実行
第5章 文化の設計者と組織の英雄
第6章 本物のリーダーシップ
第7章 Xスポット
日本語版解説:中竹竜二「すべての良い答えは、良い問いから生まれる」

 

◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社 日経BP https://www.nikkeibp.co.jp/ / 6月発表)