ニュース
人事サービス 雇用・採用
掲載日:2019/04/02

転職したいと感じるきっかけ、1位は「学べることがない」。2位「昇進・昇給がない」、3位「人材価値が下がる」~「ホワイトカラー会社員の転職の本音」調査アンケート:ロバート・ウォルターズ・ジャパン

グローバル人材の転職を支援する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ジェレミー・サンプソン)は4月2日、英語力と専門スキルを活かして働くホワイトカラー会社員を対象「転職の本音」を調査したアンケート結果を発表しました。


■転職で得たかったもの、1位「高い年収」、2位「チャレンジ・成長」、3位「ワークライフバランス」
過去5年以内にグローバル企業に転職したハイスキル人材554人に、前回の転職で得たかったものを聞いたところ、1位「前職よりも高い年収」(61%)、2位「チャレンジ・成長」(55%)、3位「ワークライフバランス」(36%)という結果になりました。賃上げが鈍い一方で、優秀な人材の採用には高い予算を投じる会社が増えているため、転職を「年収を上げるチャンス」と考えたプロフェッショナルが多いことが覗えます。また、新たなことへ挑戦し成長したいというホワイトカラー会社員も増えているのかもしれません。


■転職を考えた理由: 1位「学びがない」、2位「昇進・昇給がない」、3位「人材価値が下がる」
また転職したいと感じるときを問う質問へは、1位「学べることがない」(48%)、2位「留まっていても役職・給与が上がらない」(45%)、3位「人材価値が下がる不安を感じた」(38%)が上位を占めました。上司グループ、部下グループそれぞれの結果を見ると、部下グループでは「学べることがない」が、上司グループでは「留まっていても役職・給与が上がらない」がそれぞれ多くの共感を集めて1位に着けました。また、部下グループでは「人間関係でストレスを感じた」(42%)、上司グループでは「自身の人材価値が落ちる不安を感じた」(37%)がそれぞれ3位に着けました。ここでは立場の違いが結果に色濃く写っています。意外にも「残業が多い」ことを機に転職を考えた人はわずか10%に留まりました。  


■50歳以上でも「チャレンジ・成長」志望、30-40代はワークライフバランスも重要視
「前回の転職で得たかったもの」に対する回答を年齢グループごとに見ると、20代の若手世代はもとより50歳以上のシニア世代でも回答者の5割以上が「チャレンジ・成長」が得たかったと回答していることから、年齢や世代にかかわらず成長意欲の高さと挑戦への積極的な姿勢が分かります。また、年齢が下がるごとに「高い年収」、年齢が上がるごとに「働きがい」の回答が増えていることも分かります。30代、40代のグループではワークライフバランスを求めて転職した人が4割近く、復学・結婚・子育て・介護などライフステージの変わりやすい年齢なことにも起因しているのかもしれません。


(実施期間:2019年3月5日~2019年3月12日、対象:外資系企業やグローバル展開の進む国内企業で働く日本人正社員 n=554人)


<本件に関するお問い合わせ先>
ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 広報
TEL:03-4570-1500 e-mail:info@robertwalters.co.jp

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 https://www.robertwalters.co.jp/ /4月2日発表・同社プレスリリースより転載)