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掲載日:2019/02/20

派遣社員の実稼働者総数、前年同期比104.4%の増加~『労働者派遣事業統計調査』(2018年第4四半期(10~12月)):日本人材派遣協会

一般社団法人日本人材派遣協会では、主要会員の協力により、全国10地域において四半期ごとに実稼働者数の統計調査を取りまとめております。
このたび、2018年10~12月期(第4四半期)の集計結果がまとまったので、その概要を公表いたします。

■概要
派遣社員の実稼働者総数(四半期平均)は、前年同期よりも15,401人増の366,135人となった。
前年同期比では104.4%となり、2013年第3四半期(7月~9月期)の100.4%以降、22四半期連続して前年同期比が100%を超える結果となった。

■地域別状況 
2017年第1四半期(1月~3月期)以降、7四半期連続して全ての地域で実稼働者数(四半期平均)が前年を上回っていたが、2018年第4四半期(10月~12月期)は「北海道」「東北」「中国」「四国」「九州」の各エリアで前年同期比が100%を下回る結果となった。
一方、「北関東・甲信地域」の実稼働者数(四半期平均)は、前年同期比114.3%の20,084人となり、第3四半期に引き続き、調査開始以来の最多人数を更新した。

■業務別状況
業務別の実稼働者数(四半期平均)は、「貿易(186.9%)」「営業(124.1%)」「一般事務(119.4%)」の前年同期比が高い伸びとなっている。また、「製造(107.2%)」は2013年第4四半期(10月~12月期)から21四半期連続のプラスとなり、「販売(107.5%)」は2016年第4四半期(10月~12月期)から9四半期ぶりにプラスに転じている。
一方で、「機器操作(86.0%)」と「財務(78.7%)」の2つの業務は、前年同期比が100%を下回る結果となった。
「財務(78.7%)」は2015年第4四半期(10月~12月期)から13四半期連続のマイナスとなっている。

■紹介予定派遣
紹介予定派遣の派遣実稼動者数(四半期平均)は、前年同期比98.6%の5,160人となった。
また、「成約件数(四半期計)」は、前年度同期比134.3%と引き続き高い伸び率となった。

■短期派遣
短期派遣の実稼働者数(四半期平均)は、前年同期比96.4%の100,529人となった。

※ 実稼働者数は各月末の最終営業日をカウント (短期派遣のみ各月の延べ人数をカウント)

<お問合せ先>
一般社団法人 日本人材派遣協会 広報室 Tel:03-6744-4130

 

◆本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。

(一般社団法人日本人材派遣協会 https://www.jassa.or.jp//2月19日発表・同法人プレスリリースより転載)