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掲載日:2018/05/21

派遣社員の実稼働者総数 前年同期比102.2%の増加~『労働者派遣事業統計調査』(2018年第1四半期(1月~3月期)):日本人材派遣協会

一般社団法人日本人材派遣協会では、主要会員の協力により、全国10地域において四半期ごとに実稼働者数の統計調査を取りまとめております。

この度、2018年1~3月期(第1四半期)の集計結果がまとまりましたので、その概要を公表いたします。

 

派遣社員の実稼働者総数は、四半期平均の対前年同期比で102.2%となった。
増加傾向は続いているが、2015年第4四半期以降で最も低い伸び率となっている。
また、単月の伸び率でも2017年11月以降、縮小が続いている。

 

<地域別状況>
全地域で四半期平均の対前年同期比が100%を超えている。単月では、唯一、南関東の3月値が対前年比で100%を下回った。

近畿地域の3月実稼働者数55,613人は、2009年7月以降で最も多い値となった。  また、中国地方の3月実稼働者数10,933人も、2011年4月以降で最も多い値になっている。

 

<業務別状況>
業務別の実稼働者数は「機器操作」「営業」「製造」の業務が、対前年同期比100%を上回った。  一方で「貿易」業務は、対前年同期比80.6%と大幅に縮小している。

また、「貿易」も含めて「財務」「販売」「軽作業」の4業務は、第1四半期の各月ともに対前年同時期比が100%を下回っている。

 

<紹介予定派遣> 
実稼働者数は、四半期平均の対前年同期比が97.6%となった。第1四半期の各月ともに100%を  下回っている。また、実稼働者数としては、2012年第3四半期以降で最も少ない値となった。

一方で成約件数は四半期平均の対前年同時期比が161.2%となり、大幅に伸びている。特に3月単月の成約件数2,087件は、本調査開始以来、最も多い件数となった。

 

<短期派遣(30日以内)>
稼働者数は、四半期平均の対前年同期比で各月で100%となった。

※実稼働者数は各月末の最終営業日をカウント (短期派遣のみ各月の延べ人数をカウント)

 

お問合せ先:一般社団法人日本人材派遣協会統計調査担当    Tel:03-6744-4130

 

◆本リリースについては、こちら(PDF)をご覧ください。

(一般社団法人日本人材派遣協会 http://www.jassa.jp/ / 5月17日発表・同協会プレスリリースより転載)