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掲載日:2017/06/12

健康経営 第二弾。クアオルトを活用し社員の健康を応援~全社員が1泊2日のクアオルトプログラム体験:損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社(社長:髙橋 薫)は、全社員約3,200名を対象としたウェアラブル端末配布に続く第二弾の取組みとして、5月からクアオルト(※1)を活用した全社員の健康応援施策を行います。生命保険会社として、全社員にクアオルトプログラムによる健康増進を促すことは初めての取り組みです。

 

※1: クアオルトとは…
クアオルト(Kurort)とは、ドイツ語でクア(Kur)「治療・療養、保養のための滞在」とオルト(Ort)「場所・地域」という言葉が合わさった「健康保養地・療養地」の意味。日本型クアオルトは自治体が主体となり、自然環境を活用した質の高い滞在型の健康保養地を目指しています。現在、全国8市町村で、自然環境を活用した健康増進に向けたウォーキングの実施や、地場産食材を使った栄養バランスの優れた料理の提供、温泉施設との連携などがプログラム化されており、地域住民や来訪者の健康支援に取り組んでいます。

 

1.背景・経緯
当社は、中期経営計画において、“お客さまと保険”という関係性の枠を超えて、永くお客さまに寄り添い、健康に関する新たな価値を提供する「健康応援企業」への変革を目指しています。その実現に向けて、まず社員一人ひとりとその家族の健康維持・増進が不可欠であるとの考えのもと「健康経営」を実践し、第一弾として、昨年ウェアラブル端末を全社員に配布し、社員の健康維持と増進に取り組んでまいりました。

今般、社員とその家族の一層の健康維持と増進を図り、そこで得た知見を、お客さまの健康応援に活用することで、広くお客さまの健康を応援する「健康応援企業」としてのブランドを確立するため、健康経営の第二弾の取り組みとして、クアオルトプログラムに全社員3,200名が参加します。

 

2.具体的な取組み

(1)3,200名全社員の1泊2日クアオルト体験
日本クアオルト協議会加盟自治体(※2)と連携し、全社員がクアオルトプログラムに参加します。参加者には会社が一部費用補助を行い、社員の健康維持・増進のための知見を高めます。

(2)社員への宿泊型新保健指導プログラムの導入
通常の保健指導では改善が見られない社員を対象に、宿泊型新保健指導プログラム(※3)を実施します。1泊2日の宿泊プログラムと6ヵ月間の専門スタッフによる継続支援を行うことで、意識・行動変容を促します。

 

3.取組みの目的

(1)「健康応援企業」としての進化
会社として、全社員が健康維持・増進に取組む環境を整備し、促進するために、クアオルトを活用します。社員一人ひとりが、クアオルトプログラムを実体験することで、健康維持・増進のための実践的な知識を身につけます。

(2)日本一活力ある企業風土創り
クアオルトの取組みを職場単位で参加することを推奨し、職場内コミュニケーションを活性化させることで、日本一活力ある企業風土づくりを目指します。

(3)保険事業へのノウハウの蓄積
クアオルト活用による社員への健康貢献効果を検証することで、お客さまの健康応援支援サービスの付加価値とすることを検討します。本場ドイツではクアオルトでの治療・滞在に係る費用が医療保険に適用されています。日本型クアオルトの普及・拡大を進める自治体と協力しながら、お客さまへ新たな価値の提供を目指します。

 

4.今後について
当社は、日本クアオルト協議会加盟自治体と連携し、日本型クアオルトの普及・拡大に取り組みます。また、健康サービスブランド「Linkx(リンククロス)」を通じて、Linkx会員の皆さまにクアオルトに関する情報発信を行うとともに、サービスの提供について検討を進めてまいります。

 

※2: 日本クアオルト協議会加盟自治体
  ・山形県 上山市
  ・大分県 由布市
  ・和歌山県 田辺市 
  ・石川県 珠洲市
  ・新潟県 妙高市
  ・島根県 大田市
  ・秋田県 三種町
  ・群馬県 みなかみ町

※3: 宿泊型新保健指導プログラム
特定保健指導対象者や糖尿病予備軍等を対象に、旅館等の宿泊施設や地域の観光資源を活用した運動や食生活の「体験型」の保健指導。保健師、管理栄養士、健康運動指導士が連携して、宿泊プログラムを実施し、その後、6ヵ月間の継続支援を提供する新たな保健指導プログラム。

 

◆本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。

(損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社 http://www.himawari-life.co.jp/ /6月2日発表・同社プレスリリースより転載)