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掲載日:2015/12/11

ディップ、労働者派遣法改正後の自身と周囲の変化に関するアンケート
~労働者派遣法改正から2か月、「変化を実感した」方はわずか 13%~
(人材派遣の求人情報サイト「はたらこねっと」ユーザーアンケート)

ディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:冨田英揮)は、人材派遣の求人情報サイト「はたらこねっとにおいて、「はたらこねっとユーザーアンケート–派遣法改正後の自身と周囲の変化について-」を実施しましたのでご報告いたします。

 

「はたらこねっとユーザーアンケート–派遣法改正後の自身と周囲の変化について-」

9月に改正された労働派遣法を「良く知っている」はわずか9%
施策別では「教育・キャリアコンサルティングの支援」に関する内容の認知度が一番低い結果に

「2015年9月30日に労働者派遣法が改正されましたが、どんな内容かご存知ですか?」という質問に 対し、9%「よく理解している」、52%が「なんとなく知っている」と回答しました。施策別に「よく理解している」「なんとなく知っている」を合計した比率をみてみると、「派遣期間の制限」は66%、「派遣会社と派遣先企業の、派遣社員への雇用安定措置」は45%、「教育・キャリアコンサルティングの支援」は28%となり、教育支援に関する制度の認知度が低い事が分かります。

 

87%が「労働派遣法改正の実感はない」と回答
「2015年9月30日に労働者派遣法が改正されましたが、なにか変化を実感するようなできごとはありましたか?」という質問に対し、「いいえ」が87%となり、労働者派遣法が改正されてまだ間もない事から、実感はまだ少ない事が分かります。「はい」(13%)と回答した方にどのよ うな実感があったか質問すると、「契約社員への切り替えを打診された」「派遣会社から労働者派遣法改正の説明文書をもらった」「派遣会社から教育研修の案内があった」などが挙げられました。

 

■「雇用安定措置」に関して求職者が最も期待している事は、「派遣先の直接雇用社員になるためのサポート」
「派遣会社と派遣先企業の、派遣社員への雇用安定措置について定められた今、派遣会社にどのような対応を期待していますか?」という質問に対し、「派遣先の直接雇用社員になれるようにサポートしてほしい」(49%)が最も多く、「契約満了の機会など、次の働き先を紹介してほしい」 (41%)が次に多い結果となりました。

 

「教育・キャリアコンサルティングの支援」に関して求職者が期待していることは、
「キャリアステップに沿った仕事への就業サポート」と「研修制度の拡充」

「教育・キャリアコンサルティングの支援について定められた今、派遣会社にどのような対応を期待していますか」という質問に対し、 「希望のキャリアステップに合致したお仕事の紹介をしてほしい」(38%)が最も多く、続いて「派遣会社での教育研修の拡充に力を入れてほしい」 (30%)が多い結果となり、自身のキャリアやスキルアップに対し積極的である事が分かります。

 

63%が「教育やキャリアコンサルティングへの取り組み内容」を派遣会社選びの基準にすると回答
「教育やキャリアコンサルティングの内容が、派遣会社を選ぶ基準になりますか」という質問に対し、63%が「はい」と回答しまし た。多くの求職者が教育制度やコンサルティングの内容が手厚い派遣会社を利用していきたいと考えていることから、今後派遣会社には教育制度や求職者のキャ リアアップ支援強化が必要になる事が予想されます。

※「はたらこねっと」では、調査詳細の他、ユーザーの声を公開しています。こちらよりご覧ください。

 

ディップ株式会社
「はたらこねっとユーザーアンケート –派遣法改正後の自身と周囲の変化について-」

・ 調査対象: はたらこねっとユーザー
・ 実施時期: 2015年10月20日~2015年11月13日
・ 調査手法:インターネット調査
・ 有効回答数:1,060名

 

<報道に関するお問合せはこちら>
ディップ株式会社 広報担当
TEL:03-6862-4633 / e-mail:info@dip-net.co.jp

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(ディップ株式会社 http://www.dip-net.co.jp/ /12月8日発表・同社プレスリリースより転載)