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掲載日:2015/12/10

第3回21世紀成年者縦断調査(平成24年成年者)及び
第13回21世紀成年者縦断調査(平成14年成年者)の結果(厚生労働省)
~女性の結婚後の就業状況、10年前と比べると、結婚後離職の割合が低下~

厚生労働省では、このほど、同じ集団を対象に毎年実施している「21世紀成年者縦断調査(平成24年成年者)」の第3回(平成26年)及び「21世紀成年者縦断調査(平成14年成年者)」の第13回(平成26年)の結果を取りまとめましたので公表します。

21世紀成年者縦断調査は、仕事の有無、就業形態、出産後の就業継続意欲、家事・育児時間、職業観などを継続的に調査し、少子化対策など厚生労働行政施策のための基礎資料を得ることを目的として、それぞれ、平成24年度、平成14年度から毎年実施しており、今回は両調査ともに、平成26年11月5日に調査を実施しました。

 

【調査結果のポイント】

1.結婚後の就業状況の世代間比較【 14年調査(第3回)・ 24年調査(第3回)】
女性の結婚後の就業状況を 10年前と比べると、結婚後に離職した割合が低くなっている。

女性が結婚後に離職した割合 14年調査31.0% →24年調査20.4%

 

2.妻の出産後の就業継続意欲と出産後の妻の就業状況【 14年調査(第13回)】
現在の仕事を「出産した後も続ける」と回答した妻で、出産後も同一就業を継続している割合は78.1%となっている。

 

3.夫の平日・休日の家事・育児時間と出産後の妻の就業状況【14年調査(第13回)】
夫の平日の家事・育児時間が長いほど、出産後の妻の同一就業継続の割合が高い傾向にある。


<妻が出産後に同一就業を継続した割合>
夫の平日の家事・育児時間
なし:54.3%/2時間未満:55.0%/2時間以上4時間未満:64.4%/4時間以上:72.1%

詳細は、別添概況をご覧ください。

 

<調査の概要>
第3回21世紀成年者縦断調査(平成24年成年者)の概要 [160KB]
第13回21世紀成年者縦断調査(平成14年成年者)の概要 [173KB]

 

<結果の概要>
結果の概要[252KB]

I. 結婚と就業について
 1. 結婚後の就業状況の世代間比較
 2. 結婚後の就業継続意欲と結婚後の就業状況の世代間比較
 3. 初職と結婚経験

II. 出産と就業について
 1. 妻の出産後の就業継続意欲と出産後の妻の就業状況
 2. 育児休業制度の有無・利用にあたっての雰囲気と出産後の妻の就業状況
 3. 夫の平日・休日の家事・育児時間と出産後の妻の就業状況

III. 職業観について

 

参考[214KB]
図表[196KB]

概況[345KB]
報道発表資料[144KB]

 

<問い合わせ先>
大臣官房統計情報部人口動態・保健社会統計課世帯統計室
縦断調査管理官後藤 敬一郎
室長補佐 田野 淳子
(担当)成年者縦断統計企画係(内線 7547)
(代表電話) 03-5253-1111(内線 7547)
(直通電話) 03-3595-2315

 

◆ 詳しくはこちらをご覧ください。

(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 12月8日発表・報道発表より転載)