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掲載日:2015/10/20

インテリジェンス、転職サービス「DODA(デューダ)」調べ
2015年9月 転職求人倍率 1.21倍
求人数は10カ月連続で過去最高 中国経済減速や派遣法改正の影響見られず

株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)は、2015年9月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。

※転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>

 

■ 2015年9月の概況
2015年9月の転職求人倍率は、前月より0.05ポイント減の1.21倍。求人数は前月比+0.8%、転職希望者数は前月比+4.8%でした。求人数、 転職希望者数ともに調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新したものの、転職希望者数の増加幅が大きく、転職求人倍率は下降しました。
業種別で求人数が特に伸びたのは、「小売/外食」(前月比+5.8%)と「メディア」(同+4.0%)。職種別で求人数が特に伸びたのは、「クリエイティブ系」(同+2.6%)「営業系」(同+2.1%)でした。

 

■ 解説 ~中国経済減速の影響は軽微、求人数は11月も引き続き増加の見込み~
求人数は10カ月連続で過去最高値を記録しました。求人数が最も増えた「小売/外食」では、個人消費の回復や訪日客の増加を背景に売上が伸びているため、 スーパーバイザーや店舗開発、店長候補の求人では活発な採用活動が行われています。加えて、新商品やチャネルの開発への投資が進んでおり、商品開発やeコ マース、海外事業関連の求人も増えています。
最近の外部環境として、中国経済の停滞に端を発する世界経済への懸念や、10月の改正労働者派遣法施行など、雇用に影響を与えそうな要素はあったものの、 それらを受けて中途採用の計画を変更する企業はほとんど見られず、いまのところ転職市場への影響は見られません。求人数は11月以降も増加の見込みです。 (DODA編集長 木下学)

※DODAサイトでご覧いただける「DODA転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。

 

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社インテリジェンス
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◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/   /10月19日発表・同社プレスリリースより転載)