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掲載日:2013/10/08

ベトナム、ホーチミン市にグローバル開発拠点
「インテリジェンス ビジネスソリューションズベトナム」を設立
~グローバルチーム型での次世代システム開発モデルに挑戦~

株式会社インテリジェンスホールディングス(所在地:東京都千代田区、代表取締役:高橋 広敏)は、本日、システム開発受託サービスの体制強化を目的に、ベトナム ホーチミン市に新たな開発拠点「Intelligence Business Solutions Vietnam Co., Ltd.」(現地名:Cong Ty TNHH Giai Phap Kinh Doanh Intelligence Vietnam 略称:IBSベトナム)」を設立したことを発表いたします。

インテリジェンスホールディングスでは、2013年6月に沖縄にて、システム開発の受託事業を行う「インテリジェンス ビジネスソリューションズ沖縄」を設立しました。IBSベトナムは、新しいグローバル開発拠点として、IBS沖縄と「グローバルチーム型」で連携しシステム開発を行う、次世代システム開発モデルに挑戦していきます。

■背景 ~
文化の違いによるコミュニケーションロス、日本語人材の減少… 従来の「オフショア開発」は限界に


IT業界では、日本で受託したシステム開発業務を海外に再委託する「オフショア開発」が広く行われています。通常のオフショア開発は、現地にバイリンガルのプロジェクトリーダー(ブリッジSE)を置きマネジメントすることが一般的です。しかし日本語ならではの言い回しや意味合いを現地のブリッジSEが的確に把握することは難しいほか、日本独特のビジネス文化を標準とすることで、コミュニケーションのすれ違いやトラブルが発生していることが課題となっています。

さらに、アジアをはじめとした世界における日本語人材の減少も課題です。実際ベトナムの現地大学の情報系学部で、日本語を第二外国語として学べる学校は10%以下となっています。今後ベトナムをはじめ、アジア各国にて、日本語を話せ、かつ優秀なエンジニアの獲得は難化することが見込まれます。


■IBSベトナムのポイント ~
日本と世界をつなぐ「グローバルチーム型」初の海外拠点 豊富な英語人材の採用で、
質向上も目指す


IBSベトナムは「グローバルチーム型」でのシステム開発を行う、インテリジェンス初の海外開発拠点です。

グローバルチーム型システム開発とは、アジア各国の開発拠点とセキュアなネット環境上にプロジェクトチームを発足させ、ICTをフル活用しながらシステム関連の受託業務を進めていく新しい手法です。「ブリッジSE」は置かず、IBS沖縄を含むプロジェクト内でのコミュニケーションやドキュメントは全て英語とし、グローバルで統一された開発標準を適用することで、開発拠点間のコミュニケーションが円滑になることに加え、アジア開発拠点での日本語教育が不要となり、不足する高スキルエンジニアの獲得も容易になります。

インテリジェンスではこの手法をグローバルプロジェクトにおける「津梁モデル」とし、IBSベトナムを第一号に、今後、地域や国、場所にとらわれない、新たな働き方の提案とともに、地方産業振興にも有用な施策としてシステム分野以外にも拡大、推進していきます。


【IBSベトナムの概要】
会社名:Intelligence Business Solutions Vietnam Co., Ltd.
     現地名/Cong Ty TNHH Giai Phap Kinh Doanh Intelligence Vietnam
 
設立日:2013年10月上旬 (2013年11月上旬営業開始予定)
 
資本金:5百万円
 
株主:株式会社インテリジェンスホールディングス 100%
 
代表者:委任代表者兼会長: 坪井 眞剛  社長: 里吉 美仁
 
事業内容:システム開発受託
 
所在地:117-119 Ly Chinh Thang, Ward 7, District 3, Ho Chi Minh City, Vietnam
 
従業員数:初年度20名(予定)


◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。


(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /10月8日発表・同社プレスリリースより転載)