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掲載日:2012/06/28

リクルートマネジメントソリューションズ 
米国発!最新レポート~リーダーシップ文化は権威型から協働型へ~
米国産業・組織心理学会発表

企業の人材育成を支援する株式会社リクルートマネジメントソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥本英宏)は、同社組織行動研究所のホームページにて「米国産業・組織心理学の最新動向~SIOP2012年度大会参加報告~」を発表しました。

(SIOP米国産業・組織心理学会HP http://www.siop.org/ )

今年4月、米国サンディエゴにて第27回目となるSIOP(米国産業・組織心理学会)の年次大会が開催されました。産業・組織心理学の各分野の研究者数も多く、常に最新の研究報告が行われることで注目されている学会です。大会では、800を超える発表が行われました。

本年度の大会で小社研究員が参加したセッションの中から、特に興味深かった3つのテーマについてレポートいたします。


〔レポート概要〕

 ●テーマ1:組織変革のためのリーダーシップ開発とは
  日本企業の伝統的リーダーシップは「権威型:権威を持つ人々が
  リーダーシップに責任を持つもの」と言われてきましたが、これからは
  「協働型:メンバーが主体的に行動し、活動を進めていくもの」として、
  リーダーシップの重要性が高まることが示されました。

 ●テーマ2:従業員に対するトレーニング成果をいかに実践につなげるか
  従業員に対するトレーニング成果の活用の程度に影響を与える要因とし
  て、トレーニング終了時に獲得されたスキルや知識、受講者の個人特性と
  して一般知的能力、誠実性、自己効力感、モチベーション、そして職場の
  特徴として職場のサポートを変数に用いたところ、2種類の遂行行動に
  異なる影響が出ることがわかりました。
  何を目的とするかによって、トレーニングの中で、あるいは終了後に何に
  気をつけるべきかが異なることが示されました。

 ●テーマ3:感情のコントロールは異文化適応を促すか
  自らの感情を理解することは、感情をコントロールする程度を高め、その
  結果素早く異文化を理解し、その中で効果的に行動する能力が高まり、
  文適応が促進されることが示されました。


〔レポート本文〕
 米国産業・組織心理学の最新動向 ~SIOP2012年度大会参加報告~
 ■記事本文URL
  http://www.recruit-ms.co.jp/research/report/120627_02.html


〔関連記事〕
 米国産業・組織心理学の最新動向~SIOP2011年度大会参加報告~
 ■関連記事URL
  http://www.recruit-ms.co.jp/research/report/110727_02.html


◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
 

(株式会社リクルートマネジメントソリューションズ http://www.recruit-ms.co.jp/ /6月28日発表・同社プレスリリースより転載)