ニュース 掲載日:2019/01/25

働く人500人に聞いた睡眠不足の要因、TOP3は「残業」「寝ながらスマホ」「通勤時間」:@DIME

株式会社ニューロスペース(本社:東京都墨田区 代表取締役:小林孝徳)では、今回、都内日勤企業を中心に会社員500名を対象にした睡眠実態についてのアンケート調査が実施された。

世界的に見ても睡眠時間が少ない“睡眠不足大国”として知られる日本。世界的なシンクタンクである米ランド研究所の調べによると、睡眠不足によって引き起こされるパフォーマンスの低下・個人の能力開発の妨げなどに伴う日本の経済損失額は、15兆円に上るという。

このように多大な損失を生む睡眠課題は、企業成長や企業価値の向上においても大きく影響を及ぼす可能性があるのだが、実際のところ、どれくらいのビジネスパーソンが睡眠不足を感じているのだろうか?

 

睡眠に対する満足度は「全く満足していない」(14%)「あまり満足していない」(60%)と、合計74%のビジネスパーソンが睡眠に満足していないことが明らかになった。

理想とする睡眠時間は平均7.37時間だが、実際の睡眠時間は平均6.18時間とマイナス1.2時間の差が生じていた。ビジネスパーソンは十分な睡眠が取れておらず、睡眠負債が溜まっている状態にある。睡眠を妨げる原因は、1位「仕事による帰宅の遅さ」(33%)、2位「ベッドでのスマホ」(21%)、3位「通勤時間」(18%)と、仕事による影響が大きいことが明らかに。

仕事中の眠気を約8割が感じており、うち約3割が、週3回以上~毎日と頻繁に感じている。13~15時の時間帯だけでなく、午前中や15時以降も眠気を感じていることが分かった。また、眠気による仕事への影響として、約6割が業務効率の低下を挙げている。

 

仮眠をとることの可否について聞くと、「とることは不可能」(47%)と約半数が回答。眠気による生産性の低下を自覚しているビジネスパーソンは多い一方で、眠気の解消に有効である仮眠について、まだ企業では導入が進んでいない実態が明らかになった。

 

仕事中の眠気を週3回以上感じる人の夜の睡眠満足度は「全く満足していない」(27%)「あまり満足していない」(60%)であり、調査対象者全員の傾向(「全く満足していない」(14%)「あまり満足していない」(60%))と比べて低くなっており、日中の眠気の発生と夜の睡眠課題は密接に関係があることがわかる。

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<調査概要>
調査名:睡眠に関するアンケート
対象条件:日勤企業に勤務する従業員(男女)
調査期間:2018年7月1日〜12月10日
調査方法:ニューロスペース睡眠改善プログラムでの従業員睡眠課題アンケート
有効回答数:504

出典元:株式会社ニューロスペース

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社小学館 @DIME https://dime.jp/ /1月24日発表・同社プレスリリースより転載)